swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

スウェーデンのインプラント問題

スウェーデン発の歯科技術でもあるインプラントが問題になっている。 これまでの入れ歯やブリッジといった技術にかわって、多くの人が歯のインプラント(欠損歯の代わりに顎の骨に直接チタンなどのネジ土台を埋め込み、その上に人工歯を取り付けたもの)を選…

クリスマスソングの功罪

伝統的なスウェーデンのクリスマスの飾り付けは日本に比べるとピカピカしておらず、しっとりと美しい。 が、最近はショッピングセンターなどはどこも日本と同じような感じで、かつ、クリスマスソングが絶え間なく結構な音量で流れていたりする。 一年のうち…

ミニマリストになる勇気

今回の11月の日本滞在で買った新刊本は『日本が売られる』『日日是好日』に『100万円で家を買い、週3日働く』。 どの本も読む価値があったけど、最後の三浦展さんの本は私が知らなかった日本の新しい動きがたくさん書いてあって勇気付けられた。 日本から比…

光の散歩道

クリスマスまであと一ヶ月のこの週末から、街中でクリスマスのイリュミネーションが始まった。 凍った空気に映える少し地味めで、トナカイやヘラジカを型どった大きな光の飾り付けは、美しいだけではなく明るくすることで街のセキュリティを上げる使命も担っ…

イノシシにレスペクトを

金曜日の夜、郊外を走るバスにのっていたらドンという衝撃と共に急ブレーキで止まった。イノシシが道の真中に出てきて止まり、衝突を裂けることができなかったらしい。 幸いにもバスは前面が少し壊れたぐらいですみ、ぶつかったイノシシもそのまま森の方へ逃…

ファンドビジネスの甘い罠

もう3,4年位前か、ファンド販売会社の主催で軽く食事をしたあと映画がダタでみれるという会に友人に誘われ参加した。後日、年金ファンド運用のための個別ミーティングを一度したが、担当者がいまいち信用できずその一回きりで断ったことがある。 昨日、26…

透明すぎる選挙

スウェーデン社会の強さは、政治や行政の透明性の高さにある。誰が何をどこでどのように決定したのかの情報へのアクセスが保障され、また同時にそれを報道する機関の独立自由性も担保されている。 スウェーデンにきてはじめての選挙ではその透明性の高さ、と…

受信料から公共放送税へ

国会でラジオ・テレビの受信料の廃止、同時に公共放送税の導入が決定されて一週間。各家庭にこれまで受信料の徴収を担当していたラジオシェンストからこの度の変更のお知らせが届き始めた。 テレビのある各家庭別に、年に一律2400クローナ(約3万円)支払っ…

動かぬ人に未来なし

雪が降っても、道が凍っても、乳母車を押していても、外が真っ暗でも、親のかたきをとるかようにジョギングをする人が多いこのルンドにいると、スウェーデン人がトレーニング不足に陥ってると聞いてもにわかには信じがたい。 この度、35万人の労働者を20年間…

流行りのプレゼント

日本ではメルカリが人気だが、スウェーデンでは昔からあるリサイクルのお店の人気が衰えない。 こういった店は慈善団体などが運営していることが多く、利用者は不要になったものを持って行ったり、家具などの場合は無料で車で引取にきてもらう。店で販売した…

救急救助VRトレーニング

テロリストによる攻撃等、多くの人が一斉に攻撃された状況で救助隊員はどのように優先順をつけて救急活動を行うか? この状況を体験しながら行うトレーニングの実施には、多くの人をエキストラとして配置することが必要で、またトレーニングに参加する救急隊…

声をかけよう

自殺は女性より圧倒的に男性に多いということはスウェーデンに来るまでに知らず、こちらの新聞で始めてその事実を読んだときは驚いた。 スウェーデンの最近の調査では自殺者の7割は男性だ。 自殺する理由は人ぞれぞれだが、なぜ男性に多いかを様々な研究者…

ストレスとマウスピース

その多くはストレスによるものと思われる夜中の歯ぎしりに対処するため、昨年一年間だけで5万5千ものマウスピースが処方された。 2009年から24%増加したマウスピースの使用はどの年齢層にかかわらず増加。歯ぎしりの原因はストレスによるものが多いと考えら…

電気飛行機

環境のためにそろそろ飛行機は使うのをやめた方がいいのではないかと思い始めた人もいるスウェーデンで、新時代の軽量飛行機をつくりはじめた会社がある。 ルンドから電車で20分ほどのエスローブにあるその会社の名前はBlackwing(ブラックウイング)。 カー…

© Hiromi Blomberg 2023