swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

放送事故の普通と危機

放送事故は普通に起こる 電車は遅れ、テレビでは放送事故があり、銀行ATMは使えない。 日本では止まることなどを想定していないで使っていた生活に身近なサービスは、スウェーデンに来てみると、結構普通に障害が起こることがわかった。 不慮の事態はもちろ…

タトゥー大国・スウェーデン

世界一のタトゥー先進国 スウェーデンでちょっとした街を歩くと、結構ここかしこにタトゥーのスタジオがあるのに気がつくだろうし、夏であれば一文字(漢字だったりする)の小さなものから遠山の金さんタイプまで、タトゥーをいれた人が本当に多いのに気づく…

この先が長い人の将来の不安

若い層が一番大変 ストレス研究者のトーレス・テオレルによると、スウェーデンでその変化が目立ってきたのは90年代。その頃から不安や不眠症を訴え、ストレスに悩む若者が増えてきた。 気候温暖化やエネルギー枯渇問題や、大量に行き場を失った難民がやって…

服は買わない、という当たり前

年間一人あたり8キロの衣類が捨てられる ペットボトルやアルミ缶等の回収時の代金払いシステムもあり、プラスティックや金属の資源ごみの再生利用率はかなり高いスウェーデンでも、衣類やテキスタイルの再利用や再生利用は思ったほど進んでいない。 そもそ…

社会的意義のある仕事を求めて

驚くほど多くの人が仕事に意義を見出しているスウェーデン ダーゲンス・ニュヘテルが最近実施した調査によると、スウェーデン人の3分の2が自分の仕事は社会的意義があり、世界をよくすることに貢献していると思うと答えている。この数字、すごく高くないで…

エリート卓球界の闇とメディア

性的嫌がらせで選手生活を終えることを決意 オリンピックレベルでの活躍が期待されていた、スウェーデン女子卓球界の若いエース、エレン・ホルムステンがナショナル・チームの指導者から度重なる性的嫌がらせや性差別を受けていたことを理由として選手活動を…

お正月中のニュース

ニュースメディアもお休み中 スウェーデンでは年明け、祝日なのは基本的に1日のみだが今年は明日の4日の金曜日まで3日間休みをとって7日の月曜日から仕事始めとする人も比較的多いようだ。 テレビや新聞のニュースも、災害や事故などの緊急性の高いもの以…

変わる法律

70の重要な法的変更 2019年の年明けとともに、私達の暮らしに直接の影響を与える多くの法規制が変更される。政府がそのうちの70程を重要な変更としてまとめているが、ここではその中でも特に身近でインパクトのあるものを取り上げよう。 1.受信料から放送…

もっとやるやる今年の抱負

「やる」のは簡単 新年のこのタイミングで人は様々なことを誓いたくなる。でも誓うときには「やらない」ことよりも「やる」こと誓おう。「お菓子を食べ過ぎない」ことを誓うのではなく「毎日ブロッコリーとアボカドを食べる」ことを決めるといった具体だ。 …

年明けの新しい祝い方

冬の花火の大音響 大晦日の厳かな除夜の鐘からは大きく異なり、スウェーデンの新年はカウントダウンと共に派手に花火を上げて祝う。このピンとこなかった冬の花火も賑やかな新年の祝い方も、20年近くこちらにいるとなんとなく楽しみにしてたりするので、おか…

流行らない新語大賞

飛び恥といわれても? 日本の「今年の漢字」や「流行語大賞」と同様、スウェーデンでも毎年この時期、言語委員会と雑誌『Språk (ことば、言語)』が時代の気分を表す新語を30ほど選んで発表する。 今年選ばれたのは「飛び恥( (Flygskam・気候温暖化が問題に…

デンマークの昆虫食事情

北極昆虫経済圏? 今年も北欧のいろんなニュースに触れたが、私が一番衝撃を受けたのはなんといってもフィンランドの昆虫エネルギーバーの話。 私がつい先日までまったく知らなかっただけだが、映画『ブレードランナー2046』で見たあんまり楽しそうにみえな…

Aviciiが死んだ年

山火事、総選挙、Avicii 今日は今年最後の金曜日。スウェーデンでも締めモード。今年のニュース、話題になった人、今年この世を去った人のなどのまとめ番組や記事が目立つようになってきた。 今年こちらのグーグルで一番検索されたのはわずか28才でこの4月自…

虫歯格差

増える虫歯の内訳 子供の虫歯が増えている。虫歯のない8歳児は2013年には70%だったが、5年たった今その率は65%まで減っている。 また3本以上の虫歯がある子どもの数も増えており、虫歯のない子と、一度に麻酔をうってまで4本の治療をする必要がある子…

© Hiromi Blomberg 2023