swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

オジフルエンサー スヴァンテさん

今、インスタグラムで4万人強のフォロワーを誇るマルメ在住のスヴァンテさんは、歳をとってもかっこいいスタイルを提案する高齢インフルエンサー、いわばオジフルエンサー。 現在68歳の彼は、60歳になった時、突然忙しく充実していた広告関係の仕事をやめ、…

450時間のヘラジカ・スローテレビ

ノルウェーのテレビ番組といえば、人気ドラマの「Skam」とスローテレビ。 そして、この成功を羨ましく思っていたに違いないスウェーデン公共放送SVT。 昨日から5月3日にかけて450時間の予定で、スウェーデンの最北端で行われているヘラジカ大移動の生中継を…

2500人のシェルター

スウェーデンにはいたるところに、戦争や災害時に逃げ込むことのできるシェルターがあり、その数は、全国あわせて65,000超。 このニュースクリップで紹介されているのはヨーテボリの街の真ん中にある2500人が一度に入ることができる大きなシェルター。1950年…

新しい街と大麻ハウス swelog weekend

そんなわくわくする持続可能なアイデアの数々の紹介の最後に登場したのが、大麻を使った建材で環境に優しい家を提案しているEkolution (エコリューション)というスタートアップ企業だった。 Ekolutionが提供しているのは、産業用大麻であるヘンプ(精神活性…

エロティックなオーディオブック

スウェーデンではオーディオブックのエロティック小説ジャンルが伸びていて、サービスプラットフォームの一つ、Bookbestでは2017年から2018年にかけて15.6%伸びた。それを支えているのは女性ユーザーだそう。 もともとオーディオブックサービスの会員は女性…

聴き放題サービスの持続可能性

ここに、スポティファイに対し「スポティファイは我々を搾取している」と公開文書を送ったのが、先日のアカデミー賞で作曲賞(「ブラックパンサー」)を受賞したスウェーデン人のルドビック・ヨーランソンを初めとする音楽家達。 音楽家たちはスポティファイ…

点字サバイバルとオーディオブックのビジネスモデル

スマホやPCの音声読み上げ機能の向上や、オーディオブックの 劇的な普及で、点字が使用が減っており、視覚障害者の団体ではこの傾向を心配している。 視覚障害のある子どもが点字で「読む」ことを学ぶのは大切で、このままでは子どもたちが文盲になってしま…

これからは地下室で家庭養魚を

ストックホルムのソールベルガボーで、住宅の地下室で野菜を育てたり、食べるための養魚を行うプロジェクトが始まっている。 漁業地からスーパーへ、そしてそれから消費者へと、魚の長距離輸送を行うことなく、階段を降りていくだけで、今日の夕食の魚が手に…

77万円のムーミンマグ

これはニュースのマグではなく、私の持っているマグのうち一番希少価値の高そうなやつ。もちろん一番のお気に入り 今日はスウェーデンの話ではなくて、フィンランドからの話題です。 フィンランド語はさっぱりわからないけど、きくのは好きな私。フィンラン…

ハチミツ作りはビルの屋上で

スウェーデンに引っ越してきた頃は、郊外に住んでいる友人が庭でハチを飼っていると聞いて驚いたものだ。スウェーデンでは、ハチやハチミツ作りへの関心は、以前より日本よりも高かったように思うが今年はそのトレンドが街中にもやってきそうだ。 近年受粉を…

スラタンへのインタビューで公共放送が払う罰金

スポーツニュースで、スラタン・イブラヒモビッチの利益に加担するような放送を行ったとして、スウェーデンの国営放送SVTが2万5000クローナ(約30万円)の罰金を払うことになった。 去年、番組では、スラタンがストックホルムに新しくオープンしたパデルセン…

スターシェフが語る母の自殺

今をときめくニューノルディック・キュイジーノの名店、先月はミシュランの星も2つに増やしたストックホルムのレストラン、ガストロロジック(Gastrologik)。 創業者のひとりであるアントン・ビュールがダーゲンス・ニュヘテル掲載の長いインタビューで語…

スウェーデン400万人のマリファナ投資

スウェーデンの年金制度では、積立ての2.5%はプレミア年金といって自分でどのフォンドに積み立てるかを選んで運用することができる。 だが、多くの人は積極的にフォンドを選んだりせず、選択は放ったらかしで政府がデフォルトで決めたフォンドのことが多い…

家庭科で教えること

スウェーデンの小中学校にも「家庭と消費者」という科目があり、現在の教育要項では9年間合計で118時間学ぶことになっている。 この度、無作為に全国から選ばれた学校を対象とした実態調査で、学校検査局は、この科目のなかで料理に多くの時間が使われすぎて…

© Hiromi Blomberg 2023