swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

ありがとう! みなさんのおかげでswelog1周年!

去年の8月9日にいろんな偶然が重なって書き始めた、ちょっとした驚きをもったスウェーデンのニュースを紹介するブログ、swelog。 おかげさまでこれまで毎日更新して、本日1周年の記念日を迎えることができました。 続けることができたのもアクセスしてく…

ベリーが不作で季節労働者はどうなる?

私達がいただいているスウェーデンの栄養価満載でおいしいブルーベリーやリンゴンベリー。高原や森に入れば野生のベリーが実っているが、散歩やハイキングの途中に楽しみながら摘むのとは異なり、仕事となれば体力的にきついベリー摘みの作業は毎年多くの季…

世界の果てで子供はデジタル・デトックス

夏休みのサマーキャンプや林間学校で、はじめて親元を離れてテントなどに泊まる経験をする子どもたちも多いだろう。私も小学校4年生ぐらいで子供会からキャンプに行き、カレーを作ったりテントに泊まった思い出は今でも鮮やかに残っている。 スウェーデン最…

大人のアイスキャンディ

一体どこで売られていたのか? アルコール入りのアイスキャンディ(アルコール度数5%)がしばらく前から知らないうちにスーパーで販売されていて、また私の知らないうちに「その販売は国営の酒類販売チェーン店であるシステムボラーゲット(Systembolaget…

毎年6万5000台が盗まれる自転車は、自分で守る!

スウェーデン南部は伝統的に自転車の盗難が多い。スウェーデン全国で毎年6万5000台ほどの自転車が盗難にあうそうだが、その多くが南部のスコーネ地方、それもマルメとルンドでの盗難だ。 そこで最近、新手の自転車の盗難が増えている。 それは、電動自転車ま…

ネットショップで買った洋服の返品が引き起こす悪影響

スウェーデンではオープン・ショッピングといって一度購入したものを、破損などの理由がなくても返品できる。 お店によって返品できる期間は違うが、洋服もすごいバーゲンセールでもない限り返品可能。今ちょっと調べてみたら、H&Mではネットショップで買っ…

気候変動と原子力発電と、廃炉が作る未来の仕事 swelog weekend

マルメの人気の海岸からも遠くにバーセベック原子力発電所が望める 日本とスウェーデンではかけ離れている原子力発電の使用状況と国民の態度 「パンが焼けない」で火のついた原子力発電新設の議論 原子力発電は政治的問題から経済合理性の判断へ変わった 気…

市役所で働くロボットたち

私の住んでいるルンド市ではロボットが働いている。そう、市役所にいくとドラえもんに似たロボットが受付にいて「あなたの今日のご用はなんですか?」と聞いてくれる…… わけはなくて、デジタル化が進んでいるスウェーデンで、私は20年住んでいてもそもそも市…

スウェーデンでは所得格差はどうなっているのか?

スウェーデンには便利すぎるウェブサイトがあって、名前を入力するとその人の住所や年齢、電話番号を教えてくれたり、最近では住んでいる地区の似たような不動産の価格や住んでいる人たちの平均収入、人気のある車のモデル、どの政党を応援している人が多い…

Moving Sweden: Topp 3 がLGBTQ映画祭で受賞!

スウェーデンの最北部、ノールランドを舞台に18歳のアントンとダービットの恋を描いたアニメーション・ロマンティック・コメディ『Moving Sweden: Topp 3』がロスアンゼルスのLGBTQフィルム・フェスティバル、Outfestで最優秀長編映画観客賞を受賞した。 Out…

命の野外水練学校

「スウェーデン人は誰でも洋服を来たまま50メートル泳ぐことができる」。 こんな都市伝説、いったいいつ誰から聴いたかもう覚えていないが、スウェーデンでは泳げるかどうかはただのスポーツではなくて、生死を分ける問題として捉えられているという印象を強…

キャッシュレスの国のニセ札

スコーネで500クローナ(約5900円)のニセ札が続々発見されている。 ニュースに出ていたデルヤさんは500クローナ札でスーパーで支払いをしようとして、ニセ札だから受けとれないと拒否され、その後警察が来て尋問されることとなった。 彼女はその500クローナ…

薄着でバス乗車を断られたアマンダと運転手とバス運営会社

この金曜日のお昼頃、マルメのバスターミナルから簡単なトップスとショーツでバスに乗ろうとしたアマンダ・ハンソンさんは、薄着すぎるその格好が「乗車する際の洋服着用ポリシー」に反すると、運転手に乗車を断られた。 少しお腹がでているだけの格好をして…

高齢者は一人でゆったり暮らしたい

私がここ数年気になっているのは、若い時のひとり暮らしは楽しかったけど高齢者になって(かつ異国(!)で!)一人で暮らすのは寂しいのではないか、ということだ。私達には子供いないし、夫の方が若いけど統計を見る限りでは私の方が長生きしそうである。 …

© Hiromi Blomberg 2023