swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

子どもへのPCR検査で子どものコロナ感染拡大力を調べる

このあいだの週末、今週からの学校新学期スタートを前に、学校からの感染の広がりを抑えるために子どもたちにマスクを着用させるべきと考える26名の専門家たちの意見が、大手新聞ダーゲンス・ニュヘテルに掲載された。 公衆衛生庁のアンデシュ・テグネルは、…

守られるのか? スウェーデン公共放送の偏向なき報道

ポーランドやハンガリーなどでの国営もしくは公共放送が政権よりの偏向した報道を行っていることなどを背景として、スウェーデンの国会でしばらく議論されていたのが「公共放送は中立で偏向のない報道を行うことを、基本法と呼ばれるスウェーデンの憲法で規…

自由に摘んでいい果物のお宝地図

スウェーデン中東部のノールショッピングコミューンが近々市民に配布するのは、自由に摘んでいいりんごやなしが市内のどこにあるかを記載した、いわば「果物お宝地図」。 スウェーデンには自然享受権といって、土地の所有者に損害を与えない限り誰でも他人の…

TikTokとスウェーデン公共放送

スウェーデンの公共放送SVTの報道によると、SVTのITセキュリティ部は社員に貸与している仕事用スマートフォンから人気のTikTokアプリを削除するよう依頼した。これはTikTokアプリが同様のSNSアプリと比較して必要以上に個人情報を収集しており、またその集め…

コロナで起こる、あってはいけないお酒のバーゲンセール

スウェーデンでの消費者へのお酒の販売を一手に引き受けてる国営酒類販売店のシステムボラーゲット。システーメットの愛称で呼ばれるこのお店は、国民のアルコール摂取量を増やさないために存在しているので、販売量を増やすことが目的のセールス・キャンペ…

コロナの中でのざりがにパーティーとふにゃふにゃソング

例年であればちょうど今頃は、マルメ・フェステバルに多くの人が集まっている頃で、そしてさらには、あちこちで恒例のざりがにパーティーが行われている頃だ。 みんなで集まり、飲んで唄って、手でざりがにを食べるという、この陽気で楽しいパーティー。屋外…

コロナで増えた、開けっぴろげだが危険な場所への侵入

スウェーデンの家には外からの視界を遮る目的でつけられたカーテンはないし、よほどの豪邸でもない限りは一軒家であっても簡単な柵ぐらいはあっても塀も門もないことも多い。 そして住宅地を離れると、自然享受権がある。私有地であっても持ち主に損害を与え…

2020年8月14日、今日のスウェーデンでの住みごこち

いや、今日の話はルンドで続いた放火や、今日の早朝に起きたマルメの商店を狙った爆破事件とかで身の危険を感じるかといった問題ではなく、はたまた、コロナ対策でマスク着用に関する要請も推奨もない、世界でごく数少ない国のひとつになってしまったスウェ…

コロナで増える自転車泥棒

混雑する公共交通機関を避けるために自転車で通う人が増えているが、それと同時に自転車泥棒も増えた。2020年の上半期に警察に届けられた自転車の盗難は33,000台で前年同時期比で9%増となった。

モーリシャス座礁事故報道の不思議

モーリシャス沖で座礁した商船三井が手配した大型貨物船からインド洋に1千トン以上の重油が流出した事件が、日本ではスウェーデンでほど報道されていないように私には見えていて、ちょっと不思議に思っている。 こういう感想をもっているのは私だけではない…

高校の授業をめぐる議論で思い出す、スウェーデンのたどってきた長い道のり

コロナ禍でも、小中学校にあたる基礎学校は閉鎖しなかったスウェーデンでも、高校と大学の授業は春以降リモートで行われていた。が、その高校生たちがもう一週間もすれば秋の新学年期からは学校に戻る。 高校生たちが一斉に学校に戻ればバスなどの公共交通機…

コロナ禍での、夏休みからの戻り方

2020年8月10日、月曜日。 スウェーデンに住んでいるあなたは、もしかして今日から仕事に戻ります? そんな人にはいつもの夏と同じように「長い夏休みから仕事にうまく戻る方法」の記事が役立つかもしれない。 数日前から(今この瞬間からでもOK!)仕事用の…

首相とSNSとBlack Lives Matter・スウェーデンの場合

先週の日曜日、スウェーデンの大手新聞ダーゲンス・ニュヘテルにアフリカ系スウェーデン人6名へのインタビューが掲載された。 そして、スウェーデンでの黒人差別の現実を語るこのインタビュー内容に対して、ロベーン首相は、昨日自身のフェイスブックアカウ…

ゴミをお金にかえる犬

街にはいろんなものが落ちている。 先日も紹介した「磁石釣り」では、週末だけで自転車を74台釣り上げたというグループがでてきたり、今朝は、公園に落ちている缶を拾ってくる犬が既に9000クローナ(約11万円)分の空き缶を集めたという話が紹介されていた。…

© Hiromi Blomberg 2023