という言葉、ニュースの表題に使われているのを見たのはおそらく初めてかも? 無線高速通信の5Gの本格的な展開もまだなのに、今年に入ってから6Gの開発が本格化している。ヨーロッパは6Gの開発で世界をリードしたいと考えており、年明けにEUとしての6Gプ…
昨日、配信した私の新ニュースレターswelog weekendの初号では「透明すぎる個人情報の扱いと社会の信頼」として、スウェーデンの個人情報サイト(!)での情報の扱われ方とその背後にある国としての立ち位置やそれに枠組みをあたえる法令について書いた。 今…
この週末から新しいニュースレター、swelog weekendが始まりました! これは、 スウェーデンのニュースを毎日伝えるブログ『swelog』の執筆者が、スウェーデンの「ニュースメディア・報道のあり方」「著作権ビジネス」と「新しい技術や思想、法令が私たちの…
目下絶賛イースター休暇中のスウェーデン。今年はコロナで限られているが、イースターといえば子どもたちが近所の家々を「いたずらじゃなければ、菓子をくれ」と魔女の格好をしてまわり、お菓子を集めるのがいつもの習わい。(いつもステキなポストを楽しま…
今、スウェーデン人が一番心配しているのは組織的な犯罪集団で、スウェーデン人のメディアに対する信頼度はパンデミック下でも高いままで推移した。 これは、昨年も9月から12月にかけて22,500名から回答をえる形で行われた大規模な世論調査の結果だ。ヨーテ…
先週、スウェーデンの中でのよい海産物の集まることで有名なヨーテボリの魚市場で、市場史上始めて行われたのは、近辺で取れた「昆布(sockertång)」のセリ。この昆布は日本では樺太昆布と呼ばれる種類の昆布で、これまでもロシアでは生をそのままサラダとし…
種の絶滅は、これまでは自然保護の観点から語られることが多かったが、これからは人間の健康に直結する問題となる。 スウェーデンの公共テレビ局SVTの気候危機問題解説員エリカ・ベェルストロームは、人の感染症の3分の2は他の動物からのものだと説明する…
女性の権利に関する国際的な会議である「第65回国連女性の地位委員会」が先週閉幕を迎えた。 スウェーデンの元ジェンダー平等担当大臣で、現在は国連の女性の権利部会の副代表として働くオーサ・レグネルが、委員会で議論された女性が置かれた危機的な状況を…
スウェーデンの最北部ノルボッテン地方では労働力が圧倒的に不足している。またノルボッテンでは化石燃料を使わない、いわゆるグリーン・スチールと呼ばれる鉄鋼を生産する新工場の建設が次々と決まり、この先約1万人の新規雇用が必要となる見込みだ。 世界…
新疆ウイグル自治区の強制労働を巡る発言をきっかけに、中国各地でスウェーデンの衣料品大手企業H&Mの店舗が次々に閉鎖に追い込まれ、Eコマースサイトからは抹消されていく。今、こんな劇的なことが起きている。 H&Mは、新疆ウイグル自治区では強制労働が行…
活動が野外である点や、危機に際して自分で問題解決をする能力を高める側面、またはパンデミック禍でもグループの連帯を感じることのできるそのありようが人々にアピールしたのか、スウェーデンでスカウト活動をする人が増えている。 参加者の増加は、大都市…
スウェーデン発のスタートアップ、フィンテックの星、クラーナ(Klarna)が絶好調だ。この度発表された2020年の数字ではパンデミックの中、さらにビジネスを伸長させた。 フィンテックとは決済方法や、商取引、証券取引などに関わる新しいIT技術を使った金融…
スウェーデンは医療の機会と健康が国民の間に平等に行き渡ることを目指しているのに、新型コロナウイルスのこれまでの死亡者特性を分析したところ、その目標は達成されていないことが明らかになった。 調査はスウェーデン最大手の新聞ダーゲンス・ニュヘテル…
久しぶりにめちゃくちゃ嬉しそうな人を見た。それは、ずっと欲しかったおもちゃを買ってもらった子どもではなく、スーパー・コンピューターを手に入れた研究者。 スウェーデンのリンショーピング大学で、新しくみんなの前にお目見えしたのは、この瞬間スウェ…