swelog ニュースで語るスウェーデン

スウェーデンの気になるニュースを毎日伝えるブログです

イケアが気候に投資する時

先週、イケアの気候スタートアップへの投資の記事をいくつかのニュースメディアで見かけた。 イケアは2012年から非常に小規模ではあるが、マルメで社会的起業家から製品やサービスを調達することを始め、さらにその地域限定的だった取り組みを世界レベルに持…

投資されない女たち swelog weekend

swelog weekend、今週も本日配信しました。 今週はまた時事テーマにもどって、スウェーデンの投資状況を創業者の性別で分析した 投資されない女たち の話題について書いています。それ以外にも ジャンク断ち(食べ物とSNS) 異常気象が通常に? ヴィーガンス…

氷河を覆え!

いやー、昨日は暑かった! かと思えば、うちの周辺は午後には急に局地的な嵐のような大雨が降る激しい天気に。そこで、今日は涼し気な氷河の話を選んだが、これも氷河が解けてゆく話ではある。 スウェーデンで一番南にあるへーラグス氷河でも氷河の融解が急…

ヘラジカも喘ぐ、ポータブルエアコンの夏

日本の熱海やベルギーやドイツなどの大雨・洪水による災害とは比較できないが、スウェーデンも今、スウェーデンなりに猛暑で大変だ。ここルンドでも連日30度ぐらいの気温が続いているし、天気予報で見る限りは北の方もとても暑そう。家電量販店は今年も扇風…

ワクチン効果? 新規感染は若い人だけ (追記あり)

私の住むスウェーデン南部スコーネ地方でのコロナの新規感染者は、この1ヶ月は50歳未満の人だけになっているという記事を読んで、驚く*1。 全体の感染者数もとても低くなっているので(先週はスコーネ全体で167名で2020年8月以来最低の数字)、デルタ株の感…

電動キックボードは夜、乗るな

デンマークのきゅうりのニュースではないけれど、毎年夏や機会がある度にしつこく取り上げている電動キックボードの話題。 swelog.miraioffice.com 昨日ノルウェーで決まったのは電動キックボードの夜間の使用禁止令。 これにより夜の11時から朝の5時までの…

なくなりつつあるコロナ規制

スウェーデンでは200万人が観たと発表された日曜日のサッカー欧州選手権の決勝。会場は6万人の観客で埋まっていたが、スウェーデンでも、もうすぐスポーツイベントなどの観戦客の人数制限などがなくなる見込みだ。 昨日、政府と公衆衛生庁が改めて発表した…

ヒッチハイク再び

昔ながらの町外れの道端で親指を立てたり、行き先を書いた紙を持って行うヒッチハイクではなくて、SNS上のヒッチハイクグループが人気だ。 このフェイスブックのグループは、スコーネ地方からストックホルムまでのヒッチハイクや相乗りのマッチングを提供し…

ユーモアで政治を変えたアストリッド・リンドグレーン swelog weekend

swelog weekend、今週も本日配信しています。 これからしばらく夏休み構成で、いつもの時事関連のテーマ記事からはちょっと趣向の異なる内容をお届けしていきます。夏仕様第一弾は ユーモアで政治を変えたアストリッド・リンドグレーン について書いています…

スウェーデンの人気のミームは国王と首相でどうぞ

スウェーデン国王、カール・グスタフのミームがただいま世界のミーム愛好者の中で人気上昇中なのだそう。世界中のミームが人気を競い合うサイト ”Photoshop battles” で今回国王のミームがトップになったとSVTが伝えている。 ミームとは 「ごく一部のコミュ…

世界のタレコミ、内部告発はスウェーデンの新聞へ!

「Leak to us(タレコミは私たちに)」。 スウェーデンの大手新聞ダーゲンズ・ニュヘテル(DN)が、世界中の内部告発者にタレコミをするなら、内部告発者の安全を守ることにも調査報道の専門力にも勝るうちの新聞にぜひ、と呼びかけている。 DNは業績が好調…

スウェーデン国会のまったく「わきまえない女たち」

不信任案を決議され首相を辞任した社会民主党のステファン・ロベーンは、国会議長による調整下でさまざまな経緯を経て(すみません、端折ったよ!)、昨日また首相として任命された。(このニュースは共同通信が配信しているので、こちらもどうぞ スウェーデ…

刃物の携帯も殺傷事件も増えている

先週続いた銃撃事件に衝撃を受けていたら、ウプサラからは刃物による殺傷事件が激増しているとのニュースが伝えられていた。日本の銃砲刀剣類所持等取締法と同様、スウェーデンにもナイフ所持に関する法律があって、武器として使うことを目的に刃物を公共の…

伝書鳩

サーバー攻撃が激しくなっているので、セキュリティを考えて伝書鳩でメッセージを伝えることが再びトレンドになっているというニュースか? と一瞬思ったが、実際はそこまで逆行していなくて、記事は伝書鳩を使った鳩レースのスウェーデンと世界での現状を伝…

© Hiromi Blomberg 2023