swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などの面での日本とは異なるアプローチがヒントになればと、 スウェーデンのテレビや新聞のニュースの中から、ささったトピックを毎日ひとつ選んで紹介しています。 週末は長めの読み物 swelog weekend スウェーデンのニュースメディアを取り巻く環境の変化にも注目しています。

エンタメ・文化

450時間のヘラジカ・スローテレビ

ノルウェーのテレビ番組といえば、人気ドラマの「Skam」とスローテレビ。 そして、この成功を羨ましく思っていたに違いないスウェーデン公共放送SVT。 昨日から5月3日にかけて450時間の予定で、スウェーデンの最北端で行われているヘラジカ大移動の生中継を…

エロティックなオーディオブック

スウェーデンではオーディオブックのエロティック小説ジャンルが伸びていて、サービスプラットフォームの一つ、Bookbestでは2017年から2018年にかけて15.6%伸びた。それを支えているのは女性ユーザーだそう。 もともとオーディオブックサービスの会員は女性…

聴き放題サービスの持続可能性

昨日は、人気のオーディオブック聴き放題サービスのStorytel(ストーリーテル)に、これでは商売にはならないと契約の中止を宣言した大手出版社ボニエの話を書いたが、今日の話は、スポティファイとミュージシャンの話。 スポティファイはアメリカの著作権ロ…

点字サバイバルとオーディオブックのビジネスモデル

スマホやPCの音声読み上げ機能の向上や、オーディオブックの 劇的な普及で、点字が使用が減っており、視覚障害者の団体ではこの傾向を心配している。 視覚障害のある子どもが点字で「読む」ことを学ぶのは大切で、このままでは子どもたちが文盲になってしま…

アストリッド・リンドグレーンと新しい絵本

この夏、アストリッド・リンドグレーンの文章を使った新しい絵本が2冊出る。 Marit Törnqvist och Maria Nilsson Thore har illustrerat texter av Astrid Lindgren. Pressbild. Bild: Rabén & Sjögren アストリッド・リンドグレーンといえば『長くつ下のピ…

The Divisionがつくるマルメの輪郭

600 人が働くマルメのゲーム・スタジオ フランスのUbisoft傘下のマルメのスタジオ、Massive(マッシブ)が将来をかけた大作「The Division」を世にだしたのは2016年。先週の金曜日にはゲームの舞台を、ニューヨークからワシントンD.C.に移した続編「The Divi…

ドリー・スタイル・フランチャイズ

日本から影響を受けたコンセプト・グループ ドリー・スタイルは小学生の女の子の間で人気の、日本のポップミージックカルチャーからインスパイヤされたコンセプト・グループ。 SVTで放映が始まったドキュメンタリーシリーズでは、ドリー・スタイルのコンセプ…

「最高の誇りをもってやっていこう、映画業界!」

今年のスウェーデン映画界のアカデミー賞『グルドバッゲ賞(金のカブトムシ賞、すごい名前だ)』を獲得したのは、昨年のカンヌ映画祭で「ある視点大賞」を受賞し、日本でもこの秋公開予定の、不思議な雰囲気を持つ力強い作品、『ボーダー (原題・Gräns)』。 …

タックスヘイヴンなスウェーデン

ニュース番組よりためになるお笑いニュース番組 週末だし、今日は普通のニュースサイトからではなく、私の大好きな『スウェーデンのニュース』という時事風刺お笑い番組のニュースでいこう。 政治社会問題をトコトンおちょくりつつも、いつも「え、そうだっ…

ヒップな募金活動は音楽で!

今年で11回目の国民的募金活動 スウェーデンのクリスマス前の募金運動として定着した「ミュジーック・イェルペン(Musikhjälpen ”音楽で助けよう”)」。今年は12月10日から、ルンドのストールトリエット広場からの生中継が始まっており、ラジオのP3と映像はS…

ノーベル賞晩餐会をご一緒に

100万人の晩餐会 今日はノーベル賞の授賞式。日本からの注目も高いが、その後の晩餐会がスウェーデンでは4時間にわたってテレビ生中継されることはあまり知られていないのでは? リベラルな現在の国民気質と、王族、豪華なドレスや贅をつくしたデコレーショ…

祇園精舎のピューディパイ

アメリカのタイムマガジンの「世界で最も影響力を持つ100人」にも選ばれ、ゲーマーの間で絶大な影響力を持ち続けるスウェーデン人のユーチューバー、ピューディパイ(PweDiePie)。 2010年に自らのゲームプレイをユーチューブで見せたそのデビューから、人気…

愛する映画館のロゴとジングルが変わる時

スウェーデンの映画館の興行をほとんど一手に引き受けるSF (Sveriges Filmindustri)。そのロゴと映画が始まる前のジングル(♫バダバ、ババババー♪)は、知らない人はいないのではないかというくらい有名で、映画というとこの音楽が頭の中で響きわたる人も多…

投資家がわかってないゲーム業界の素晴らしさ

スウェーデンのゲーム業界は急激な成長に伴う痛みに襲われている。 ゲームビジネスは順調に伸びており、 大切な輸出製品に成長したにもかかわらず、業界は優れた人材を探すのに苦労しており、経験のない投資家たちは投資価値を見いだせていない。 この業界に…

中国風刺番組問題のその後

公共放送SVTの風刺コメディ番組「スウェーデンのニュース(Svenska Nyheter)」の中で、少し度を超えた中国人観光客を風刺したクリップが流された件のその後。 SVT側は絶対に謝らないだろうなー、という私の予測に反して、問題の放送から1週間後のこの金曜日…

友達のいないインフルエンサー

若者(というよりは子供?)にYoutubeで圧倒的人気のピューディパイも押しのけて、去年に続き今年もスウェーデンで一番のインフルエンサーになったヨッケ&ヨンナ (Jocke & Jonna)。 音楽プロデューサーのヨッケとその妻のヨンナのYoutubeとInstagramは、今…

ブックレス

この木曜日からヨーテボリで「本の見本市」が始まる。 本屋はスウェーデンでもすごい勢いで減っている。が、2018年の上半期の出版業界の売上は6%上昇した。これは従来の本をEコマースで買う人が増えたのと、朗読をストリーミングを聞いたりPDFやキンドルな…

『スウェーデンのニュース』問題

先週末、中国人観光客がストックホルム警察にホテルから追い出された件だけでも中国から抗議が来ていたのに、この金曜日のプライム・タイムに放映された政治風刺コメディ番組『スウェーデンのニュース (Svenska Nyheter)』でイェスパー・ロンダルがやった中…

ポッドキャスト大国

スウェーデン公共ラジオの番組プロデューサーや番組ホストが、つきっきりでポッドキャストの制作方法を教えてくれるクラッシュコース・ワークショプに参加してきた。 今週のマルメは、8年目に入ったヒップなコンフェランス、The Conferenceの一週間。ワーク…

命懸けのユーモア

ルンド・コメディ・フェスティバル開幕初日の最初の出し物「ユーモアの知識」トークショーの「宗教と笑い」を聞きにいった。 コワーキングオフィスで並んで座っていたジャーナリスト、というよりも、今ではこのあたりで一番売れっ子のMCになったセシリアの安…

未来生活の建築

今日からForm Design Centerで始まった「DESIRE -未来の生活環境のための建築展」のヴェルニサージュに行ってきた。 車がないとしたらどんな街並になるのか?すべてがシェアエコノミー化された街はどんなものか?将来人々は街のどこで新しい出会いを見つける…