swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

エンタメ・文化

本も量り売り・1キロあたり59クローナで

スウェーデンで売れ残った賞味期限を過ぎた量り売りのお菓子が、密輸されデンマークで売られているというニュース。 スウェーデンから密輸された量り売りのお菓子が、コペンハーゲンのど真ん中で販売されている 少し前にもみた覚えがあるのだけれど、今朝も…

映画のスマホ視聴とミレニアル世代

ヨーテボリ大学の映画学科の研究結果によると、映画を見る際の画面のサイズと内容の理解度には一定の関連性がある。スクリーンサイズが小さければ小さいほど、映画の中の人物の行動の理解することや共感することが難しくなる。また周囲が騒がしい状況の中、…

テレビにおける文学の居場所

スウェーデンの公共放送SVTの平日朝のニュース番組「モーロンステュディオン(Morgonstrudion)」はニュース、時の話題にまつわる多彩なゲストをスタジオに呼んでのインタビューなど盛りだくさんの内容で毎日朝6時から9時過ぎまで放送している。 毎週月曜…

スウェーデン発ドキュメンタリー『PUSH』で学ぶ住宅問題と国連特別報告者の仕事 swelog weekend

バナナ産業の暗部に迫った『バナナの逆襲』や、車社会の問題点をあぶり出した『Bikes vs Cars 車社会から自転車社会へ』がこれまでに日本でも上映されているスウェーデンのドキュメンタリー監督、フレドリック・ゲルテン。 スラタン・イブラヒモビッチのドキ…

『ミレニアム』権利争奪戦!

先週発売開始された『ミレニアム』シリーズの6作目の『Hon som måste dö (”死ぬべき女”の意味)』。本作はまた4作目からの著者ダヴィド・ラーゲルクランツによる『ミレニアム』としては最終作となることが決まっている。人気のシリーズの続編を書くという大…

サマー・ミュージック・フェスティバルの男女平等

夏の野外ミュージック・フェスティバルのシーズンに合わせて、出演者の男女比を調査した面白い統計がでていました。 スウェーデン南部、スコーネの地方紙Sydsvenskanが、近隣で開催される20の夏のミュージックフェステバルを調査したところ、そのうち18フェ…

『チェルノブイリ』で変化したヨハン・レンク監督の原発への見解と、もうひとつのこと swelog weekend

超話題作とスウェーデンとの関係 売れっ子映像、TVドラマ監督 社会的影響力について考え始める 社会的に意味のある仕事 そしてもうひとつ学んだ自分と家族の新しい関係 超話題作とスウェーデンとの関係 IMDbでの評価があの『ゲーム・オブ・スローンズ』を超…

AVICIIと一緒に、上を向いて歩こう

6月6日、昨日のスウェーデンのナショナル・デーにリリースされたAviciiの新作アルバム『Tim』(TimはAviciiの本名)。 一年前のAviciiの突然の死。残された楽曲やメモ、メールのやり取りなどから共同プロデューサーの面々が遺族の意思をくみ、制作された彼…

子供ターゲットの寄付という名のボッタクリ

世界中で人気のオンラインバトルロイヤルゲーム、フォートナイト。 スウェーデンで(おそらく世界中でも?)問題になっているのは、子供が多額の「寄付・投げ銭」をアイドルプレイヤーにできてしまうその仕組み。 11歳のヴィッレ君は親のクレジットカード番…

女性脚本家の映画はどこに

この火曜日から来週末まで、目下開催中のカンヌ国際映画祭。 スウェーデン・フィルム・インスティチュートが映画祭で、大作映画への女性脚本家を増やすためのプログラムをスタートすると発表した。 去年スウェーデンで製作された大作8本のうち、女性脚本家…

ユーロビジョン・ソング・コンテストとDNAテスト

今週末、テルアビブで決勝が開催される今年のユーロビジョン・ソング・コンテスト。今年、このコンテストの大々的な商業スポンサーとなっているのが、DNA分析提供サービス会社ののMyheritageだ。 有名人がMyheritageのサービスで、自らの民族的オリジンを知…

オーディオブックのビジネス論争 swelog weekend

月額169クローナ(約2000円 storytel)や149クローナ(Bookbeat)で、新刊も含めた話題の本までなんでも聴き放題のモデルで、ビジネスを伸ばしているオーディオブック・サブスクリプションサービス。 最近は本から読み上げたオーディオブックだけではなく、…

映像の詩人 スコーネのタルコフスキー

「映像の詩人と呼ばれた、ソ連のアンドレイ・タルコフスキーが、スウェーデンのスコーネ地方を舞台に撮影したらこうなる。」 スコーネ北部の自然を背景に、牛農家とそこで広げられる人間の営みを収めた、ヨン・スコーグの『シーズン(Säsong、英語タイトルは…

450時間のヘラジカ・スローテレビ

ノルウェーのテレビ番組といえば、人気ドラマの「Skam」とスローテレビ。 そして、この成功を羨ましく思っていたに違いないスウェーデン公共放送SVT。 昨日から5月3日にかけて450時間の予定で、スウェーデンの最北端で行われているヘラジカ大移動の生中継を…

エロティックなオーディオブック

スウェーデンではオーディオブックのエロティック小説ジャンルが伸びていて、サービスプラットフォームの一つ、Bookbestでは2017年から2018年にかけて15.6%伸びた。それを支えているのは女性ユーザーだそう。 もともとオーディオブックサービスの会員は女性…

聴き放題サービスの持続可能性

ここに、スポティファイに対し「スポティファイは我々を搾取している」と公開文書を送ったのが、先日のアカデミー賞で作曲賞(「ブラックパンサー」)を受賞したスウェーデン人のルドビック・ヨーランソンを初めとする音楽家達。 音楽家たちはスポティファイ…

点字サバイバルとオーディオブックのビジネスモデル

スマホやPCの音声読み上げ機能の向上や、オーディオブックの 劇的な普及で、点字が使用が減っており、視覚障害者の団体ではこの傾向を心配している。 視覚障害のある子どもが点字で「読む」ことを学ぶのは大切で、このままでは子どもたちが文盲になってしま…

アストリッド・リンドグレーンと新しい絵本

この夏、アストリッド・リンドグレーンの文章を使った新しい絵本が2冊出る。 Marit Törnqvist och Maria Nilsson Thore har illustrerat texter av Astrid Lindgren. Pressbild. Bild: Rabén & Sjögren アストリッド・リンドグレーンといえば『長くつ下のピ…

The Divisionがつくるマルメの輪郭

600 人が働くマルメのゲーム・スタジオ フランスのUbisoft傘下のマルメのスタジオ、Massive(マッシブ)が将来をかけた大作「The Division」を世にだしたのは2016年。先週の金曜日にはゲームの舞台を、ニューヨークからワシントンD.C.に移した続編「The Divi…

ドリー・スタイル・フランチャイズ

日本から影響を受けたコンセプト・グループ ドリー・スタイルは小学生の女の子の間で人気の、日本のポップミージックカルチャーからインスパイヤされたコンセプト・グループ。 SVTで放映が始まったドキュメンタリーシリーズでは、ドリー・スタイルのコンセプ…

「最高の誇りをもってやっていこう、映画業界!」

今年のスウェーデン映画界のアカデミー賞『グルドバッゲ賞(金のカブトムシ賞、すごい名前だ)』を獲得したのは、昨年のカンヌ映画祭で「ある視点大賞」を受賞し、日本でもこの秋公開予定の、不思議な雰囲気を持つ力強い作品、『ボーダー (原題・Gräns)』。 …

タックスヘイヴンなスウェーデン

ニュース番組よりためになるお笑いニュース番組 週末だし、今日は普通のニュースサイトからではなく、私の大好きな『スウェーデンのニュース』という時事風刺お笑い番組のニュースでいこう。 政治社会問題をトコトンおちょくりつつも、いつも「え、そうだっ…

ヒップな募金活動は音楽で!

今年で11回目の国民的募金活動 スウェーデンのクリスマス前の募金運動として定着した「ミュジーック・イェルペン(Musikhjälpen ”音楽で助けよう”)」。今年は12月10日から、ルンドのストールトリエット広場からの生中継が始まっており、ラジオのP3と映像はS…

ノーベル賞晩餐会をご一緒に

100万人の晩餐会 今日はノーベル賞の授賞式。日本からの注目も高いが、その後の晩餐会がスウェーデンでは4時間にわたってテレビ生中継されることはあまり知られていないのでは? リベラルな現在の国民気質と、王族、豪華なドレスや贅をつくしたデコレーショ…

祇園精舎のピューディパイ

アメリカのタイムマガジンの「世界で最も影響力を持つ100人」にも選ばれ、ゲーマーの間で絶大な影響力を持ち続けるスウェーデン人のユーチューバー、ピューディパイ(PweDiePie)。 2010年に自らのゲームプレイをユーチューブで見せたそのデビューから、人気…

愛する映画館のロゴとジングルが変わる時

スウェーデンの映画館の興行をほとんど一手に引き受けるSF (Sveriges Filmindustri)。そのロゴと映画が始まる前のジングル(♫バダバ、ババババー♪)は、知らない人はいないのではないかというくらい有名で、映画というとこの音楽が頭の中で響きわたる人も多…

投資家がわかってないゲーム業界の素晴らしさ

スウェーデンのゲーム業界は急激な成長に伴う痛みに襲われている。 ゲームビジネスは順調に伸びており、 大切な輸出製品に成長したにもかかわらず、業界は優れた人材を探すのに苦労しており、経験のない投資家たちは投資価値を見いだせていない。 この業界に…

中国風刺番組問題のその後

公共放送SVTの風刺コメディ番組「スウェーデンのニュース(Svenska Nyheter)」の中で、少し度を超えた中国人観光客を風刺したクリップが流された件のその後。 SVT側は絶対に謝らないだろうなー、という私の予測に反して、問題の放送から1週間後のこの金曜日…

友達のいないインフルエンサー

若者(というよりは子供?)にYoutubeで圧倒的人気のピューディパイも押しのけて、去年に続き今年もスウェーデンで一番のインフルエンサーになったヨッケ&ヨンナ (Jocke & Jonna)。 音楽プロデューサーのヨッケとその妻のヨンナのYoutubeとInstagramは、今…

ブックレス

この木曜日からヨーテボリで「本の見本市」が始まる。 本屋はスウェーデンでもすごい勢いで減っている。が、2018年の上半期の出版業界の売上は6%上昇した。これは従来の本をEコマースで買う人が増えたのと、朗読をストリーミングを聞いたりPDFやキンドルな…