swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

仕事

新型コロナと労働・滞在許可

国境をまたぐ移動が制限され、スウェーデンにやってくる移民も、スウェーデンから国外追放される不法滞在者もいない現在、スウェーデンの移民庁は何をしているのか? この先この官庁が扱わなければいけない大きな問題となってきそうなのが、スウェーデンへの…

パンデミック時代の働き方

これを書いている今は3月15日、日曜日の朝の7時半を少しすぎたところ。 ヨーロッパ周辺諸国の「国ごと閉鎖」や商店営業禁止などの動きに比べると、行動の制限が比較的のんびりしていたスウェーデンでも、先週、公衆衛生庁が「スウェーデンで感染拡大のリス…

学歴と職業と賃金の男女不平等

男女平等が進んでいるとされるスウェーデンでも、男女間の職業と賃金の関係をみると、女性の多い職業は賃金が低いことにすぐに気がつく。そしてそのような仕事、看護師、教師、ソーシャルワーカーなどは高等教育を必要とすることが多い。 スウェーデンでは早…

大量解雇の時代は終わった

大手企業が行ってきた一斉大量解雇。 私の住む街ルンドでも、エリクソンやソニーといったIT企業が一度に何百人というレベルの一斉解雇を行い、人々を不安におとしいれてきた。 2012年にはルンドにも大きな拠点があったアストラゼネカが、スウェーデンで数千…

リモートワークの自由と不自由

スウェーデン人の3人に1人がときどき家からリモートワークを行っていて、週に一度の割合でリモートワークの人は10人に1人(スウェーデン労働環境局調べ)。 EU諸国でリモートワークする人の割合を調べた調査ではスウェーデンはデンマークに次いで2番めにそ…

最北のバッテリー工場の人材探し

スウェーデン最北の地、シェルフテオのバッテリー企業、Northvolt(ノースボルト)。今後予定ではNorthvoltだけで2500人の規模になり、周辺産業を加えると全体絵1万人近くの人を雇用する必要があるとみられている。 さて、この北の地方にどのように人材を集…

警察官不足を退職警察官が助ける

圧倒的に警察官が不足しているスウェーデン。 全国各地で、一度は退職した警察官を再雇用するケースが増えている。再雇用は特に(犯罪の多い?)スウェーデン南部で目立つが、今、全国で140名の退職者が職場に戻っている。 多くの再雇用者は殺人、誘拐などの…

フィンランドの郵便、応援ストライキ

フィンランドの郵便事業がストをしているニュースはツイッターでちらっと読んだけれど、その後も交渉が膠着してストライキが拡大していることはついさっきスウェーデンのニュースで読むまで知らなかった。 こちらのニュースによると、現在1万人が働く国営の…

失業者の面倒はだれがみる?

スウェーデンのハローワークである雇用サービス局(Arbetsförmedlingen)がゆれている。 デジタル化が進むなど雇用周辺の社会環境が変化してきたことに伴い、政府は雇用サービス局へ予算を削減することをこの今年1月に決定した。当時、雇用サービス局には全…

弁護士は女性だけ? 職業の男女比が変わる

スウェーデンではもう25年前から高等教育の進学者は女性の方が多い状況だ。この秋、勉学を開始した35万人の男女比率も38%・62%となっている。 さらに現在はこれまでは男性比率が高かった学部で女性のドミナンスが目立つ。今、各大学の法学部は最難関学部と…

人生100年時代の輝ける職業?

65歳を過ぎても働き続ける先生が増えている。 小中高と基礎的な学校教育を提供しているのがコミューン(日本の市町村にあたる行政)だが、現在先生が不足している状況が続いており退職する年齢になっても引き続き働いてもらったり、退職していた先生にまた働…

行政ではたらく馬

ストックホルム郊外のソーレントゥーナ・コミューンでは、馬のCaruzoとKarlssonが職員として働いている。 2頭は、はらたく馬として公園の清掃作業などで活躍する。これまで使用していた重機とは異なり、馬は緑地や森を傷つけることもなく、化石燃料も使用せ…

修行のいらない伝統工芸・ダーラヘストを支える人たち

スウェーデン土産といえばダーラヘスト。 日本の伝統工芸である漆塗り工芸品と同様、ダーラヘストの生産工程も分かれており、工房でざっくり成型された木材は「彫師」に送られ、形を整えられる。馬たちはその後またダーラヘスト工房に送り返され、彩色など複…

3万人の消える仕事

これから2030年にかけての10年で、スウェーデンでは1万1000の小売店がそして3万の仕事がなくなる。スウェーデン商業協会が先日そんなレポートをまとめた。 現在30万人が働く大きな労働市場である小売業界。 衣類、電気など各種の専門店の分野では5万人の仕事…

気候変動と原子力発電と、廃炉が作る未来の仕事 swelog weekend

マルメの人気の海岸からも遠くにバーセベック原子力発電所が望める 日本とスウェーデンではかけ離れている原子力発電の使用状況と国民の態度 「パンが焼けない」で火のついた原子力発電新設の議論 原子力発電は政治的問題から経済合理性の判断へ変わった 気…

失業者を減らす理由をはっきりさせる

スコーネの中堅都市ランスクローナでは、長期間に渡って失業中の20歳〜25歳の若者に職探しのためのパーソナルコーチをつけることで、この年代の失業率を半減させることに成功しました。 2017年の時点で対象年齢の間で17%だった失業率が、この2年間で8%へと…

外で働く

マルメ市とマルメ大学が、屋外で働くことが与える影響に関する共同研究プロジェクトを実施しています。屋外で働くといっても、工事現場や市の公園の手入れをしている職員の話ではなくて、それは例えば、マルメの市立図書館の職員や市役所のホワイトカラーの…

人生を変える南極の3ヶ月

体力に自信がありますか? マイナス40度の3000メートルの高さの場所で働けますか? 人生を変えるようなすごい体験をしてみたいですか? それならとてもいい仕事があります! ウプサラ大学の物理天文学科が、今年の11月から来年の1月までの3ヶ月、南極に新し…

夏だけほしい働き手

そろそろ気になる夏休みですが、スウェーデンでは混み合う人気の観光地ではどこも人手不足になる。 職探しをしている人は通年働ける職を探す傾向にあるので、夏だけ必要なレストランのコックのなり手を探すのはかなり難しいそうだ。 人気の観光地のひとつ、…

「精神疾患とビジネスの話をしよう」

2000年代初頭、スウェーデン産業界を代表する企業、ABBの営業として忙しく世界を飛び回っていたヨハンさんは今、ストレスで燃え尽きた従業員が経営に与える影響を、大企業の経営者が理解できるように手伝うコンサルタントとして働いている。 彼が力をいれて…

トレーニングも仕事の一部

従業員による雇用者評価アンケートで高得点をマークしたスコーネのフォーボー市では、職員はトレーニングの時間を就業時間とすることができる。 スウェーデンの職場では以前から、健康手当としてジムの会員費などを負担してくれるところがほとんど。そこから…

ゆだねる評価

今日は国際女性デー。 世界でも男女平等が進んでいるとされるスウェーデンでも建設業界はまだまだ男性優位の業界だ。 そのスウェーデンの建築・建設業界を代表する大企業 Swecoのトップは実は女性。 28年間、社内の出生街道を登り続けてきオーサ・ベリマンだ…

警察とインフルエンサー

警察がインスタグラムでリクルートキャンペーン 年に2回警察官募集を行っている警察は、去年の秋初めて、インスタグラムのインフルエンサーを起用したキャンペーンを展開した。 ほどほどのフォロワー数の、ライフスタイルやトレーニング(!)のジャンルで…

未来のホワイトカラーの仕事

すぐそこの未来の新しい仕事 ロボットキャラクターデザイナー、企業カルチャーコーディネーター、気候問題会計士、垂直方向農業生産者、クラウド個人情報警備員、DNAコーチ。 スウェーデンのTRRがまとめた、これからの時代に必要とされる新しい仕事。肩書だ…

足りない10万人を雇用するには

医療と教育の担い手が足りない スウェーデンのハローワークである雇用サービス局(Arbetsförmedlingen)の予想では、現在の状況に大きな変化なく続けば、主に医療と教育の分野で5年後の2024年には10万人の人手不足に陥る。 また、ITや福祉関連の仕事では、…

3万1500人の高校生起業家

1年で起業から決算までを学ぶ 「ヤング起業家スピリッツ(UF - Ung Företagsamhet)」は、主に高校生を対象として、1年で会社の起業から運営、最後には決算して会社を解散するまでの経験を得ることを教育の一環として支える非営利団体。 このUFで起業する…

ソーシャルワーカーは6+2で働く

厳しい職場環境に働きたい人がいない 今を遡ること3年、スウェーデン北部の都市スンツヴァルでは、ソーシャルワーカーが次々にやめてしまい、新規募集してもだれも応募してこないという最悪の状況に陥っていた。 一番厳しかった時期では三分の一近くの職に人…

電気自動車で消える仕事

8万人が働く自動車部品業界 ボルボも資本は中国に変わったが、生産に必要な技術開発はスウェーデン行われており、自動車産業はスウェーデンの中で重要な地位を占める。 自動車部品製造の業界団体には約350社が参加しており、8万人が働いている。 電気自動車…

社会的意義のある仕事を求めて

驚くほど多くの人が仕事に意義を見出しているスウェーデン ダーゲンス・ニュヘテルが最近実施した調査によると、スウェーデン人の3分の2が自分の仕事は社会的意義があり、世界をよくすることに貢献していると思うと答えている。この数字、すごく高くないで…

クリスマスソングの功罪

伝統的なスウェーデンのクリスマスの飾り付けは日本に比べるとピカピカしておらず、しっとりと美しい。 が、最近はショッピングセンターなどはどこも日本と同じような感じで、かつ、クリスマスソングが絶え間なく結構な音量で流れていたりする。 一年のうち…