swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

環境

北極圏でマイクロプラスチックの雪が降る

気候変動の影響でどんどん氷が溶けていっていることを紹介したノルウェー領の北極圏にある群島、スヴァールバル諸島。 今回ドイツとスイスの研究者達が共同で実施した調査で明らかになったのは、その地の雪に驚くほど多くのマイクロプラスティックが含まれて…

気候変動と原子力発電と、廃炉が作る未来の仕事 swelog weekend

マルメの人気の海岸からも遠くにバーセベック原子力発電所が望める 日本とスウェーデンではかけ離れている原子力発電の使用状況と国民の態度 「パンが焼けない」で火のついた原子力発電新設の議論 原子力発電は政治的問題から経済合理性の判断へ変わった 気…

ホッキョクキツネの赤ちゃん、少し増加

ホッキョクキツネ(Fjällräven、日本でも人気のスポーツブランドの名前でもある=フェールラーベン)も、スウェーデンでは早くも1928年から絶滅危険種リストに挙げられている動物。 スウェーデンを含むスカンジナビアの北極圏で個体数が減っているホッキョク…

未来への手紙・氷河の墓標編

「我々は何が起きているを理解していたし、何をするべきかも知っていた。やったかどうかは(これを読んでいる)あなたのみぞ知る。2019年8月」 これはアイスランドで初めて消滅した氷河、Okjökullを記念して作られた墓標ともいえる「未来への手紙」に記載さ…

テイクアウト用使い捨てプラ容器のデポジットシステム

スウェーデン政府は、EU全体で採択した2021年のプラスティックのストローやお皿、ナイフやフォークの禁止をもっと厳格にした、使い捨てプラスティックの使用制限を検討しています。これは、月曜日にイザベラ・ローヴィン環境大臣がラジオのインタビューで語…

スウェーデン最大級の「動物の橋」

ヨーロッパの高速道路を走っていると、時々遭遇する動物のための橋「アニマル・ブリッジ」。スウェーデン語ではエコデュクト(Ekodukt)と呼ばれています。スウェーデン語の辞書によるとエコデュクトは1995年頃から使われはじめた言葉で、Ekoと管を表すラテ…

抗生物質だけじゃない、ハロウミチーズを巡るちょっとした知識

昨日、オーガニック食品だからベストなチョイスであるというではない、という話を書きましたが、つい最近スウェーデンのWWF(世界自然保護基金)がハロウミチーズに注意するように訴えていましたのも同様の問題かと思います。 環境のために肉食をやめる人が…

レジ袋と紙袋、エコバッグの環境論争

昨日まで二週間近く日本に滞在していましたが、日本で買い物をすると、余分なレジ袋を適切なタイミングでお断りする敏捷力が鍛えられます。 日本でもスーパーのレジ袋は来年4月からすべて有料となることが決まりましたが、今回の滞在では雨の日が多く、スー…

ブラジル食品をボイコットするスウェーデンのスーパーの影響力

スウェーデンでオーガニック食材スーパーParadisetがブラジルからの輸入食品の販売ボイコットを実施中です。 www.mynewsdesk.com ブラジルでは今年に入ってから197種類もの殺虫剤使用が新しく認可され、その多くはEU内では禁止となっているものも多いという…

氷の音楽

今朝はこちらの音楽から。 youtu.be 気候温暖化の問題にもっと注目を集めたいと、環境活動のNGO、グリーンピースが開催したのは北極圏の最北、スヴァールバル諸島で行われた「氷のコンサート」。 演奏に使われた楽器がすべて氷でできている。 楽器は北極海の…

黒いプラスチックの黒い影響

そういえば黒いプラスチックって日本ではあまりみかけないですね。 スウェーデンで、電子レンジで温めてすぐ食べる調理済み食品などによく使われている黒いプラスティック素材。これはゴミとして集められても分別、再生することができず、結局は燃やすゴミと…

虫たちの巨大カプセルホテル

マルメ中心部に近いセーヴェッド地区に、去年、世界最大級の虫たちのカプセルホテルがつくられた。地区の家庭菜園などでの植物の受粉に役立てようと建設されたものだ。 400のお部屋からなるホテルは、それぞれ藁、竹、葦、羊毛、穴の空いたレンガなどのイン…

飛ぶのは恥だ、が及ぼす影響

逃げ恥ならぬ「飛び恥(Flygskam)」は、2018年の新語30にも選ばれたスウェーデンで最近使われ始めた言葉。 気候変動が問題になっているこのご時世に、国内移動に飛行機を使ったり、タイまでチャーター機で休暇に行くのは恥ずかしいですよ、という意味だ。 sw…

新しい街と大麻ハウス swelog weekend

そんなわくわくする持続可能なアイデアの数々の紹介の最後に登場したのが、大麻を使った建材で環境に優しい家を提案しているEkolution (エコリューション)というスタートアップ企業だった。 Ekolutionが提供しているのは、産業用大麻であるヘンプ(精神活性…

ハチミツ作りはビルの屋上で

スウェーデンに引っ越してきた頃は、郊外に住んでいる友人が庭でハチを飼っていると聞いて驚いたものだ。スウェーデンでは、ハチやハチミツ作りへの関心は以前より日本よりも高かったように思うが、今年はそのトレンドが街中にもやってきそう。 近年、受粉を…

最先端のチップス工場

最先端のゆえんはポテトチップスのフライヤー。 スウェーデンのナチュラル系ポテトチップス大手、Svenska Lantshipsではフライヤーのオイルの加熱に使用するエネルギーを、これまでのガスからペレットの燃焼による水蒸気を使った加熱方式へと変え、化石燃料…

サステインノルディック 持続可能な「北欧」を発信 swelog weekend

The Nordic Report #1 2015年に北欧からの持続可能な生産と消費の事例を世界に向けて発信する目的で始動したのは「サステインノルディック(SUSTAINORDIC)」プロジェクト。 プロジェクトは北欧閣僚理事会からの資金を受け、スウェーデンの建築デザインセンタ…

H&Mやイケアをどう考えたらいいのだろう?

4700億円分の在庫 私は、いつも新しい視点を与えてくれる佐久間裕美子さんの書き物のファンで、先日もこの記事を読んで驚愕した。 「昨年3月、スウェーデンのファストファッション大手H&Mは、在庫の規模が43億ドル相当に達したと発表した。」 newsphere.jp …

服は買わない、という当たり前

年間一人あたり8キロの衣類が捨てられる ペットボトルやアルミ缶等の回収時の代金払いシステムもあいまってか、プラスティックや金属の資源ごみの再生利用率はかなり高いスウェーデンでも、衣類やテキスタイルの再利用や再生利用は思ったほど進んでいない。…

大豆にまつわる誤解と理解

大豆が環境を破壊する? ブラジル、中国、アメリカやインドなどの国で大規模な大豆栽培のために森林が広範囲でが破壊され、温室効果ガス輩出などの新しい問題を引き起こしている。 これでは肉食をやめ、植物ベースの食べ物に切り替えなくては気候温暖化対策…

明るくて暗くなった街灯

LEDやハロゲンランプが主流に スウェーデンの夜道は暗い。やさしい光の街灯は美しいが、地味な感じであたりを照らす。エネルギー効率を考えLEDやハロゲン光源への変更が進んでいる最新の街頭も、実際は明るくなっているのに、以前より暗くなったと感じる人が…

あなたは環境のためにどの習慣を変えるか?

かっこいいチョイスをしよう 気候変動を解決するための行動変化は罪悪感からのものではなく、もっと鼻高々で実行するものへと、私達の受け取り方を変えていく必要がある。 ー私はもう生活の中でこういうチョイスをしている。なんて素晴らしい!と自画自賛す…

飛行機利用の習慣を変える時

飛行機による二酸化炭素排出量への影響の高さ 気候変動への影響がこれほど取り沙汰されていても、スウェーデン人の飛行機による移動は回数も距離も伸び続けている。 平均的なスウェーデン人の二酸化炭素排出量の約10分の1は航空機での移動によるもので、こ…

光の散歩道

クリスマスまであと一ヶ月のこの週末から、街中でクリスマスのイリュミネーションが始まった。 凍った空気に映える少し地味めで、トナカイやヘラジカを型どった大きな光の飾り付けは、美しいだけではなく明るくすることで街のセキュリティを上げる使命も担っ…

流行りのプレゼント

日本ではメルカリが人気だが、スウェーデンでは昔からあるリサイクルのお店の人気が衰えない。 こういった店は慈善団体などが運営していることが多く、利用者は不要になったものを持って行ったり、家具などの場合は無料で車で引取にきてもらう。店で販売した…

食品プラスティック包装との付き合い方

スウェーデン人は買った食料のおそよ3分の1を廃棄してしまっているという。 温暖化で環境への関心が高まりプラスティック包装された食品をどうするか再考する人も出てきているが、実はパッケージにプラスティックが使われているかどうかよりも、食品廃棄に…

スウェーデンのトランジションな人たち

10年以上前にイギリスを発祥とする「トランジション(スウェーデン語はOmställning)」のネットワークがスウェーデンでも広がりつつあるようだ。 運動の中心にあるのは、これ以上環境問題を悪化させないため都会を離れ、化石エネルギー消費を極力抑えた自給自…

砂糖をどうする?

砂糖と炭酸飲料を校内から排除し、給食では肉を減らし野菜を増やす。さらに学校給食を健康的な食生活と環境問題に関して学ぶ機会として活用せよ。 この度5年ぶりに出された食品庁からの学校への助言だ。 今回、食品庁としては初めて、学校での食と関連して…

生き残るためのベジタリアン

昨日の土曜日は各地で観測史上の一番温かい10月の一日となった。ルンドでも最高気温は20度に達し、普段の夏の天候と変わらない。 ここまで天気がいいと嬉しいを通り越して不安になる。 地球温暖化の驚異は優しくすり寄ってくるようだ。 スウェーデンの研究者…

その肉どこから?

スウェーデンでずっと使い続けていた有機「Shoyu」がいつの間にか中国産になっていたことを知った本日。やっぱりちょっとショック。もう10年以上も前かな、買い始めた頃は日本のお醤油だったと思うんだけど? 日本のメーカーが販売しているヨーロッパのエコ…