ニュース番組よりためになるお笑いニュース番組
週末だし、今日は普通のニュースサイトからではなく、私の大好きな『スウェーデンのニュース』という時事風刺お笑い番組のニュースでいこう。
政治社会問題をトコトンおちょくりつつも、いつも「え、そうだったの?」と新しい視点を提示してくれるイェスパー・ロンダル。
昨日から始まった新シーズン一回目では、新政権をさんざんもてあそんだ後で取り上げたのは、税金。
お金持ちへの税制優遇が進みすぎ?
もともと高い所得税の上に25%もの消費税で、労働者階級は世界でもトップクラスの高額税金を払っている。
かたや、お金持ちの利になるような、固有資産税や相続税などの廃止はどんどん進められ、いまや資産がある人はへたに海外のタックスヘイブンでの税金対策を考えてないで、スウェーデンで納税するほうがいいとような枠組みなっているらしい!
しかし、コツコツ働く普通の会社員は高い税金を払うのに、お金持ちの収める税金は優遇され続け、彼らの資産は増える一方、格差は広がる一方。
スウェーデンに税金が落ちるために
でも、優遇されたとはいっても大きな資産に対してスウェーデンにいる富裕層が収めてくれる税額も膨大(スウェーデンでは請求すれば、個人の納税額を調べることができる)。私達が何人も束になって一生かかって収めるような金額が、彼ら1年の税額分に匹敵するかどうかも怪しい。
これがケイマン諸島にいくのではなく、スウェーデン国家に落ちるためにはこの税制改革は正しい方向なのか?イェスパー、今週もためになるニュースをありがとう。