swelog 今日のスウェーデンのニュース

多様化社会、環境、移民、働き方などスウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

ドリー・スタイル・フランチャイズ

日本から影響を受けたコンセプト・グループ

ドリー・スタイルは小学生の女の子の間で人気の、日本のポップミージックカルチャーからインスパイヤされたコンセプト・グループ。

SVTで放映が始まったドキュメンタリーシリーズでは、ドリー・スタイルのコンセプトを創り上げ、そのフランチャイズで世界制覇を狙うプロデューサーのエマ・ノーシュと、エマが創り上げたドリー像に収まらず次々と交代していくメンバーとの確執を取り上げている。

人形の世界から来た彼女たちは鮮やかな色のウィッグとコンタクトレンズに、へそ出しスタイルのミニスカートで、魅了された女の子達はイベントに向かいグッズを買い求める。

ポップ・グループをマクドナルド方式で売る夢

ドキュメンタリーではエマが、ドリースタイルをマクドナルド化し、世界中にフランチャイズ化していくことを熱く語る一方で、元メンバーたちが、自分の意見を持ちフェミニストであったことからか、突然クビになったと証言する。

ドキュメンタリーの焦点は、交換可能なモノとして扱われるアーティストを夢見る女の子達と、人間を使って「コンセプト」を創り上げたいプロデューサーの夢のギャップをだが、これは交換可能な従業員として扱われる多くの人が直面する現代の就業状況では、だれも他人事ではない?

日本人の視点からみると?

日本人の視点からドキュメンタリーをみると他にも面白かった点が2つ。

  • ドリー・スタイルのコンサートでは一番前でくらいつくようにみながら、同じような格好で一緒に踊っているのは、小学生の女の子。日本であればたくさん集まりそうなオタク系男子ファンはいない?
  • 元メンバーの一人の「体重にまで文句をつけられた」とのコメントが大きく取り上げられていた点。日本では一般人でも、他の人から体重に関するコメントされてそう。

ドキュメンタリーは現在までに2回目まで公開済だが、第3回は3月3日公開予定。

『ドリー・スタイル生産工場』

www.svtplay.se

今年のメロディ・フェスティバーレン(ユーロビジョン・ソング・コンテストのスウェーデン国内大会)では、はやくも一回戦で敗退してしまったドリー・スタイル。

目まぐるしくかわるメンバーに、コアファンの小学生達が離れていったりしないのか?世界進出する前に、本国スウェーデンでの人気が落ちたりするのな?

ドリー・スタイルと取替可能な労働者の夢 (ETC)