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ヘラジカも喘ぐ、ポータブルエアコンの夏

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日本の熱海やベルギーやドイツなどの大雨・洪水による災害とは比較できないが、スウェーデンも今、スウェーデンなりに猛暑で大変だ。ここルンドでも連日30度ぐらいの気温が続いているし、天気予報で見る限りは北の方もとても暑そう。家電量販店は今年も扇風機やエアコンの売上高を更新中だ。

2018年の熱波の際には扇風機の売り切れが続出したが、今年はお店の方も準備万端で在庫も豊富。Elon社は、去年までと比較して、今年は従来の扇風機よりもポータブルエアコンの売上が伸びていると話す。

ポータブルエアコンとは、部屋から部屋へと移動させることのできる直置きタイプのようで、下記の製品紹介のページには40㎡の面積まで対応可能と書かれているものもある。

私はこのような製品は知らなかったが、使用の際には排気や除湿のためにやはり壁に穴を開けたり窓に取り付けキットを設置することが必要なようだ。いまのところ、うちには扇風機さえないので、ポータブルエアコンのお世話になることはしばらくはなさそう。Luftkonditionering – Portabel AC & Aircondition | Köp på elon.se

こう暑いと、スウェーデンの森の王様、ヘラジカも大変なようで「犬のようにゼイゼイ喘いでいる」。ヘラジカが快適に活動できるのは15度くらいまでで、22、23度あたりを超えるとかなりのストレスになる。北米のヘラジカは1960年くらいから数を減らしており、スウェーデンでもこの先、南部ではヘラジカがいなくなってしまう可能性がある。

今、すぐにヘラジカを助ける手立てはないが、この先農業や林業での土地の活用方法を計画し、ヘラジカなどに夏の間も豊富な水を確保することを考慮など、長期的にヘラジカのためにできることはあるそうだ。長期的には、この先スウェーデンの住居もみんなエアコン完備になっていくのだろうか?
 今年も扇風機とエアコンの販売台数が過去最高を記録(SVT)

「ヘラジカは犬のように喘いでいる」と専門家(SVT)

© Hiromi Blomberg 2021