今、スウェーデンのニュースはアフガニスタンのニュースに埋め尽くされていて、情勢が気になりますが、ここでは今日もスウェーデンのニュースを……。カブールからは、今もSVTとタブロイド紙のエキスプレッセンの記者が現地から報道を続けています。
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スウェーデンではオーガニック食品の売上は伸びていたが、2019年の282億クローナ(約3600億円)を峠に、2020年には277億クローナへと約5億クローナ(約64億円)減少。今年も売上が増加するという様子はない。
大手スーパーCoopでは、オーガニックの食品の販売総量は増加したが、総売上に占めるオーガニック食品の割合は減少した(食品全体の売上はコロナ禍で伸びているということのよう)。
今、消費者は気候危機問題に関心が高く、オーガニックの肉を選ぶよりは、地元産の肉、もしくはベジタリアン・ミートを選びたいようだ、とCoopの担当者は説明する。
デンマークやフランス、ドイツ、アメリカやインドなどではオーガニック食品の売上は伸びていることもこのSVTのニュースは伝えていてるが、スウェーデンではパンデミック当初、輸入品が手に入りにくくなるだろうとの見方で「自給自足」に注目が集まっったこともあり(そう言えばそんなこともあったっけ)、気候危機問題と共に食べ物がどこから来たかに人々の関心が向けられたのではないか、との見方も紹介している。
私もスーパーで、例えばチリからやってきた有機栽培のりんごやエジプトから運ばれてきた有機栽培のじゃがいもが売られているのをみると、こんな食品よりは、有機じゃなくてもスウェーデン産を買おうと思うので、やはり同じように思う人も多いのだろう。あとはスウェーデン産にもっとオーガニックのものが増えればいいのでは。