昨日の午前中、ルンド鉄道駅近くで、またそこで怪我をした人が担ぎ込まれた先のルンド大学病院の敷地内で50人ほどの人が入り乱れて殴り合いになるという事件があった。2つの家族間の諍いを種とするこの喧嘩は、ルンド郊外の住宅地で始まり、その後駅近くに場所を移し、そこで10人ほどが乱闘。
そして怪我人が担ぎ込まれた先の病院の入口近くでさらに殴りあいとなり、50人から60人が乱闘に参加。そのうち8人が病院で手当を受けるほどの怪我でうち3名が命にべつ上のない重傷。また2人の負傷は拳銃によるものだそうで、人が死んでいても不思議ではないレベルの騒動だったよう。
警察は喧嘩をやめさせることに力点をおいたということで、いまのところ逮捕されたのはたった1名だけだが、目撃者による証言や事件の映像も多数あるのでこれから関わっていた人を数多く逮捕する予定なのだとか。
ごく個人的な感想なのだけれど、私は大阪府の岸和田市という街で生まれ育った。秋には威勢のいい大きなお祭りがあって「喧嘩祭り」という異名を持ち、「人が死ぬ荒っぽい祭りのあるところですよね」と、すごいところの出身の人、のように言われることも多い。
親が京都に引っ越してもう20年以上になるので、そう言われた時のなんだか複雑な感情のことも忘れてたけど、自分の住んでいる街で乱闘と聞いてすぐに思い出したのは岸和田のこと。この先ルンドに住んでいると言うと「あのすごい乱闘のあったところですよね」と言われることになるだろうか?
そういえば岸和田は今ごろはお祭りの時期のはず。コロナで祭りはどうなっているのか?