若者は主にSNSからニュースを入手しているが、他の世代と比較するとフェイクニュースにそれほど心配していないと、スウェーデンインターネット評議会が年次レポートの中でまとめている。
評議会の担当者は「この結果が、学校で情報源の信頼性確認教育が浸透したおかげなのか、それとも若者たちが自分の能力を課題評価しているだけなのか、その両方の可能性がある」という。
年次報告書によると、スウェーデンの4人のうち1人はSNSで読んだものがフェイクニュースではないかと心配しており、そのうち1名はとても不安に思っているという結果がでているが、学齢期の子どもだけに限ると心配しているのは45%まで落ちる。
また、大人はどのメディアからニュースが来たものかそれぞれのメディアに対して評価して関係性を築いているが、若者は知らない人から情報を入手することに慣れている。
この話題に関連してSVTのレポーターが街にでて、中学生や高校生くらいの子どもたちにニュースの入手先とその情報の正しさをどう確認しているかインタビューしていた。
SNSで読んだニュースがフェイクであるかどうか確認する際に信頼ある情報源として何人もが挙げていたのは、公共放送のSVTでも最大手の新聞のダーゲンス・ニュヘテルでもなくて、アフトンブラーデットやエキスプレッセンといった人気タブロイド紙(というよりはウェブサイトだが)。
日本ではタブロイド紙といえばおじさんが読んでいるようなイメージがあるが、スウェーデンでは老若男女が読んでいる。そう言えば週刊文春も読んでいる人には女性が多い、とこの間ラジオ番組で聞いたな。同じことか?
このブログも1週間くらいアフトンブラーデットを情報ソースとして書いてみるかな? 広告もてんこ盛りだし、感情がざわつくように紙面も作られているのでこちらのサイトに行くには私は勇気がいる😅 尊敬するジャーナリストは確かに何人もこのメディアで働いているのですが……