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ストックホルムの電動キックボード新規制

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もう電動キックボードの季節も終わったし(?)、誰も気にしてないかもしれないけど、ストックホルムでは来年から、営業許可は現在の8社から3社に限定され、それに伴い台数も23,000台から12,000台へと半減することがほぼ決定した。これはストックホルムの交通局の責任者が先週明らかにしたもの。

中心街での電動キックボードの乗り入れ禁止を決めたコペンハーゲンなどの例を参考にしながらストックホルムが目指すのは、利用者のために一定程度の競合状態を保ちつつ、電動スクーターが街に溢れかえらない状態。

1社あたり4000台以上保有することはできず、また今後は金曜日と土曜日の夜10時からは時速15キロまでの制限がつき、歩道に止められたバイクは2時間以内に撤去しなければいけないなど、事業社への規制が増える。

また事業社は、カスタマーサービスはスウェーデン語で提供されること、電動キックボードが倒れないように安定した補助をつけること、ユーザーがバイクを駐車する際に写真を撮って報告しなければいけないこと、運河などに落ちたキックボードは責任を持って拾い上げること、地下鉄の駅の入り口から10メートル以内には駐車させないことなども誓約することになり、さらに電動キックボード1台あたり1400クローナをストックホルム市に支払わなければならない。

ストックホルムでは一日に6万回程度電動キックボードが利用されており、市ではニーズはあるが歩行者の邪魔にならないようにスマートに安全に使う必要があると考えている。増えすぎてテキトーに放置される電動キックボードは、交通局の仕事にも影響を与えていた。

今回の案は今日の月曜日にストックホルム市議会で決議される予定で、その後、どの3社に営業許可が与えられるかが決まる。当面の営業許可は来年1月1日から6ヶ月与えられる予定で、7月1日以降では条件などの見直しが行われる。

そう言えば、ルンドでも以前よりひどい止め方の電動キックボードは減ったような気がするな。

ストックホルムの電動キックボードの数が半減へ(アフトンブラーデット)

© Hiromi Blomberg 2021