今、ヨーロッパやアジアでは紙の原料であるパルプが手薄になっているところに、プラスティックの代わりとして紙の需要はますます高まっており、スウェーデンのスーパーでは客が商品を入れて持ち帰るための紙袋を提供できない店がでてきたとSVTが伝えていた。
モノにもよるが、今スウェーデンのスーパーでプラスティックのレジ袋を買うと一枚100円近くするはずで、紙袋はそれよりも安いことが多い。
6月くらいから紙袋の入手は難しくなってきていたが、今は紙袋の在庫がすべてなくなり入手もできないと話すあるスーパーの店主は、再生プラスティックでできたレジ袋やマイバックの販売で凌ぐ他、顧客に自分で袋を持ってきてもらうことをお願いしているそう。
原料不足はパンデミックでパルプ工場が閉鎖されていたことに起因するとのことで、今回の紙袋の手薄状況は一時的なものと考えられているそうだが、プラではなくて紙だからよいというわけでももちろんなくて、森の未来がかかっているのだよなー、紙製品は。