1959年にイケアが作った非常にユニークな椅子(Cavelli)がヴィンテージショップのオークションにかけられ、15万1000クローナ(約195万円)で落札された。こったデザインのこの椅子は、イケアがデザイン部門に当時の花形デザイナーを呼び入れて作られたものだが、今は世界に5つあることがわかっているのみという希少価値の高いもの。
デザイナーはBengt Rudaで、イケアではこの椅子以外にももっと普及した家具のデザインも手掛けている。今回このCavelliをオークションで売った人は、1980年代にセカンドハンドのお店で見つけてたったの75クローナで買ったのだとか。
Bengt Rudaのイケアでの業績をイケア・ミュージアムが短いビデオにまとめていた。
うちにも1960年代頭に夫の両親が買ったイケアのチェストがあるのだけれど、残念ながらデザイナーものではなく、まったくクセのない平凡なでしっかりしたものなのでオークションで高く売れそうではない(だから使い続けているのか?)。
時々ニュースに出てくる、誰の家にでもあるムーミンマグとイケアの家具のオークション高額落札。もしかしてあなたの家にもお宝が?