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ストックホルムの都市力を下げる住宅事情

ストックホルムはヨーロッパの首都の中では2番めで、一位につけたのはオスロ。

ストックホルムの商工会議所がコンサルティング会社のオックスフォードエコノミックス共同で実施したヨーロッパ各首都の競争力を比較したランキングではそんな結果がでた。

ストックホルムは、都市のインフラ、住民の幸福度、デジタル化率、労働市場状況などの指標で決定されるこのランキングでよい成績をだしたが、住宅市場がうまく機能していないことを主な要因としてトップの位置につけなかった。

このランキングでは北欧の都市が上位を占め、最下位にはアテネやソフィア、ブカレストといった南欧や東欧の首都が並んだ。

ストックホルムの良い点は、サステナビリティの取り組みの最前線にあり、ビジネス環境と起業家精神が良好で経済が好調な点、住民の間で信頼が高い点などにも見られるが、一方で人材不足に悩む企業が多い影で長期失業者は増えているという労働力マッチングがうまく行っていない点、さらにはストックホルムに住む人の9割が手頃な価格の住宅をみつけることが難しいと考えているなど、住宅事情の悪さなどのアキレス腱もある。

週末のニュースレターで書いた『お金儲け スウェーデン』でも取り上げられているスウェーデンで加熱する不動産売買と、それにより釣り上げられた住宅価格の高騰は普通の人には手が届かないレベルまで達している。

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『お金儲け スウェーデン』の著者アンドレアス・セルヴェンカも、赴任していたシリコンバレーからスウェーデンに戻る際にストックホルムではなくルンドに住むことを選び、この小都市の住心地のよさをインタビューで絶賛していた。

みなさんもスウェーデンに引っ越してくるなら、ルンドはいかがでしょうか?

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ストックホルムはヨーロッパで2番めに優れた都市(ダーゲンス・ニュヘテル)

© Hiromi Blomberg 2022