今回のスウェーデンでの選挙結果が、アメリカのオルタナティブSNSやThe Gateway PunditやInfowarsといった極右サイトで注目を浴びている(オルタナティブSNSとは、ツイッターなど大手SNSから追放された人たちのSNS)。トランプの元顧問だったスティーブ・バノンは、極右政党のスウェーデン民主党が第2の政党となったことを「政治的地震」と表現した。
近年、アメリカの保守系メディアではスウェーデンでの暴力集団による犯罪や移民統合による問題が多く取り上げられていたが、世界で最もリベラルだと考えられていたスウェーデンで保守勢力が過半数を獲得したことを「なんたる皮肉」と鼻で笑うニュース番組もある。
昨日、ダーゲンス・ニュヘテルの編集長のペーテル・ヴォロダルスキが書いた社説では、「フェイクニュース!」に始まる、トランプ時代のジャーナリストへの攻撃をたどりながら、この先スウェーデンでも起こりそうなことを警告していて、暗鬱な気持ちになる。
明日もジャーナリストやそして政治家への攻撃のことをまた書いてみようと思います。