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仮想世界の限界・ゲームの中のイケア

28歳のジェイコブ・ショーが一人で作った「The Store is closed」は、閉店後の大型家具店を舞台とし、店員の妨害と闘いながら、迷路のような店内から逃げ出すというサバイバルホラーゲームだ。

当初ジェイコブはフルタイムでこのゲーム制作ができるとは考えていなかったが、アイデアが人気を呼び、Kickstarterでいきなり50万クローナ(約670万円)以上の資金を調達し、ここ1年は一人でゲーム制作に励んできた。しかし先月末イケアの弁護士から一通の手紙を受け取ったことから、大きな方向転換を迫られている。

ゲームの中の家具店は青い外見、黄色いロゴサインなどが実際のイケアと似通い過ぎているため、変更する必要があるというのがイケアからの依頼だ。イケアはブランドイメージを守るために変更は必要だと考えており、ジェイコブは当初のアイデアに忠実なゲームにしたいがイケアを相手にして勝ち目はなく、イケアの言い分を飲まなければいけないと考えているとコメントしている。

このニュースでも完成間近だったゲームのクリップが紹介されていたが、暗くなったイケア似の店内を回りながら家具をぶっ壊したり、カタログから武器を調達したりしてして、確かにおもしろそう。しかし、一見しただけで店の名前が「STYR(支配するの意味)」となっていたり、襲ってくるイケアの制服を着たモンスターたちとの闘いは暴力的であったりと、確かにイケアに対して挑戦的な内容であることがわかる。同時に現実世界に似ているからこそ、これ、プレイしたい人多いだろうな、と人気の要因も理解できる。

さて、このゲームの将来はいかに? 問題のゲームはこちらです。

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イケアが舞台のゲーム、イケアから警告の手紙を受け取る(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022