swelog ニュースで語るスウェーデン

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編み物の時代

電気代の高騰により、今年は暖房をいつもより控える人が増えると予想される中、「今年のクリスマスプレゼント」に選ばれたのは、「お手製のニット製品」たち。「今年のクリスマスプレゼント」はスウェーデン小売業組合が毎年、その時代の空気を反映したものを選出しており、今年で35年目になる。手編みの衣類や小物類は、もらった人を物理的に暖めることができるが、今年のプレゼントとして選出された背景には、作っている相手のことを思う時間の大切さや、この不確かな時代の中での手仕事への関心の高まりがある。

このブログでもこれまでに、2019年の「スマホ隔離ボックス」(日本でもベストセラーになった『スマホ脳』が大ヒットしていた頃)や2018年の「再生衣料」などを取り上げたが、毎年あまり売れそうにもないものを選んでいるのが面白いと言えば面白い。

swelog.miraioffice.com

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そういえば小学生の時に忙しい母におねだりして、かわいい女の子の模様の入ったカラシ色のマフラーと手袋を編んでもらったことは、思い出しただけで今でもありがたくて目に涙がじわっと浮かんでくる。

今の暮らしから振り返ると、自分でもいつ、どうやって制作に励んでいたのかにわかには思い返せず信じがたいが、私も20歳くらいの時はとても凝ったセーターを編んだり、洋服を自分で縫ったりしていたのだった。

やはり、マウスとキーボードだけによるクリエイティビティより、もっと実物的なクリエイティブな作業に戻ってこいよと、あらゆるものや機会が私を呼んでいるいるような気がする。まずは、クリエイティビティ以前に、穴のあいた靴下とパンツのポケットを早く繕うのだよ、私😰

今年クリスマスプレゼントは手作りニット(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022