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ノーベル賞受賞者が病気になって、準備されたごちそうはホームレスへ

昨日ヨーテボリで予定されていたノーベル賞受賞者を迎えての講演会とその後の食事会が急遽キャンセルになった。理由は招かれていた3人のうち2人が、10日の授賞式と晩餐会の後に病気になり体調を崩したことと(やっぱり1300人もきちきちに座って、飲んだり食べたりすると、きっといろいろ感染ったりするのだと思う😅)、もう1名は悪天候のために乗るはずだった飛行機が欠航になったこと。病気になった2名の受賞者はチャルマース工科大学で講演を行い、その後食事しながら交流する予定であった。

行き場をなくした、数日前からこの特別なイベントのために仕込まれていたノーベル級の料理は、代わりにホームレスや生活困窮者を支援する団体に譲渡され配布されることとなった。

私はまだ、中止されたパーティーに出くわしていないが、今年目立つのは、パーティへの参加予定者の当日のキャンセル数の増加だ。コロナなどにかかっている人はもちろんのこと、少しでも体調が悪い人は悪びれずに参加しないことを選ぶようになったように思う。私が昨夜参加したパーティは、40人のほどの参加予定者のうち4人から前日や当日、欠席の連絡があったと聞いた。

感染症に対する考え方と行動に変化があり、パーティが突然中止になったり、参加者が急に減ったりしても、このヨーテボリの例のように残った料理が無駄にならないような仕組みを確立させておくことが、これからのイベントには欠かせないのかもしれない。

ノーベル賞受賞者が病気になって、準備されたごちそうはホームレスへ(SVT)

© Hiromi Blomberg 2022