スウェーデンの公営エネルギー企業、ヴァッテンファルは、ヴァールベリ北部にあるリングハルス原子力発電所に小型モジュール式原子炉(SMR)を建設する計画は進んでおり、今年後半には土壌調査を開始し、地元への協議を呼びかける予定であることを明らかにした。
同時に現在の5炉の原子炉すべてについて、状況はよく、寿命をこれまでの60年から20年延長し、80年稼働させることができるとの考えを伝えた。これは同社のアンナ・ボルグCEOがヨーテボリで開催された西スウェーデン商工会議所での集まりで、ダーゲンス・ニュヘテルの取材に答えて明らかにしたもの。
ヴァッテンファルの試算によると、リングハルスの敷地内には12基のSMRを作ることができるが、現時点では2基と検討しており、2030年代の前半には電力供給を開始したい意向。リングハルス原子力発電所には4つの原子炉があったが、そのうち2基は閉鎖され現在は残りの2基が稼働している。
リングハルスでのSMR新規事業化のためのフィージビリティ・スタディは、この先2024年の年末まで続けられる予定。ヴァッテンファルは現在6社からの案を検討しているが、GE日立のBWRX-300という、カナダのトロント郊外のSMRが採用に近いとの情報があることを記事は伝えている。
私は坂本龍一がなぜ、かなり早い段階から脱原発を訴えていたのかを、もう一度おさらいしておくべきかな。ポスク(イースター)休暇の間の宿題ということにしておこう。
この本読んでみようと思ったけど、、電子書籍はないのか。残念。