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食品価格の高騰で高まる家庭栽培への関心

この1年で食品価格が20%も値上がりしたスウェーデンで、家庭で身近な野菜を栽培することへの関心が高まっている。サステイナブルな小規模農業での栽培方法を教える職業訓練校の講師、ロイさんの元にはアドバイスを求める声が絶えない。

ロイさんはベランダでも太陽と水、そしてよい土さえあれば大きな収穫が見込めるトマト、パプリカ、きゅうりの栽培をすすめる。太陽はタダだし、土も自分で品質を高めることができる。逆に人参などは、栽培に広い面積を必要とするし、お店で買っても安いので栽培しても元を取ることができない。それにしても最近のトマトは本当に高い。

ベランダ栽培を始めようと、やれ土や、苗用苗用の容器だ、などといろいろ買ってしまうとそれはそれでまた結構高くついてしまうが、土は古いものを再生したり、苗用の容器は古新聞を使って作ることもできる。食べようと思っていたミニトマトから栽培することもできるそうで、ちょっとした工夫でお金をかけずに野菜を自分でつくることは可能だ。

私は今年はBokashiを始めたいな、と思っていたら、これまでの従来型とは違う、とてもおしゃれな専用容器が発売されているのを見つけた。でもこのおしゃれなBokashi器がとても高い。本末転倒のような気が自分でもするのだけど、やっぱりこれが欲しい。今のところはとりあえず売れきれているのだけど、あぁ、どうしよう……

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© Hiromi Blomberg 2023