世の中ってこんな風にできてきて、未だにこんな状態なのかと驚くことがある。今朝のこちらのニュースもその一つ。
女性は男性に比べて、交通事故にあったときの体への衝撃が激しく、特に女性の首は男性に比べて半分以下の保護力しかなくむち打ち症になる可能性が著しく高い。にも関わらず、これまで交通事故の衝突シミュレーションに使われるダミー人形は、すべて男性の骨格をベースに作られていた。
昨日、スウェーデンの国立道路交通研究所で世界で初めて公開されたのは、女性の骨格をもとにして作られたダミーでの衝突実験。EUからの資金を得たこのプロジェクトで開発されたのは、身長162センチ、重さ62キロの平均的な女性のサイズに基づくダミーだ。
開発プロジェクトの責任者のアストリッド・リンデール教授は、今後この女性ダミー人形でのテストがいつ義務付けられるようになるかどうかは、社会の要請に沿って決まってくるだろう、と話す。
記事で一点あれ？ と思ったのが、女性の平均身長が162センチという点。私は身長が174センチで、スウェーデンでは標準よりほんの少し高いくらいなだけだと思っていたので、この162センチが標準というのは、きっとEU平均ってことかな？
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気になったのでスウェーデンの平均を調べてみたら、私はこの国の女性平均（166センチ）よりもさらに結構背が高かったわー！（ちなみにこの国立統計庁の記事は、スウェーデン人の半分は肥満気味だという衝撃の調査結果についてです。わー。）
https://www.scb.se/hitta-statistik/artiklar/2018/varannan-svensk-har-overvikt-eller-fetma/
