スウェーデンへのサイバーアタックの増加
少し前に、Youtubeフォロワー数でインドからの強力なライバルに負けそうになっているピューディパイを応援するために、彼のファンたちが世界に散らばるセキュリティの甘いプリンター5万台をハッキングして「ピューディパイを応援しよう!」というコピーをプリントアウトさせた話を書いた。
外国からスウェーデンの機密事項へのサイバーアタックが増える中、一般人の私達も家の中にあるIOT (Internet of things) 製品のセキュリティにもっと注意を払うべきだ。
IOTセキュリティ認証の必要性
テレビから冷蔵庫、照明設備に至るまでインターネットに繋がった「スマート」な製品が増えている。
リモートから室内温度を調整したり、玄関のドアやガレージのシャッターの開閉、ひいてはセキュリティ強化のために設置しているセンサーやカメラなど、サイバーアタックのターゲットになるIOTセキュリティ製品はもう既に数え切れないほど生活の中に入ってきている。
セキュリティ専門家は、多くの家電製品が様々な品質認証を受けているとの同じレベルで、セキュリティレベルの認証が導入されなくてはいけない時期に来ていると警鐘を鳴らす。
個人のIOT製品が社会への攻撃に使用される
メイクの際に方法をビデオで教えてくれるスマートミラーがハックされ、家の中の状況が外部に流れるだけではその人個人のみの被害だが、今年は100億台になると予想されているIOT製品やPCがグループでハッキングされ、そのトラフィックを使うことで社会の重要なインフラをとめるDDOS攻撃がスウェーデンでももう既に起きている。
2016年には新聞社のウェブサイトがダウンするという事態にもなった。
IOTのスマートな製品たちは2015年には250億台レベルへと増加するとみられており、確かにもう個人が注意するレベルを超えて国家的な取り組みが必要なのだろう。