スウェーデンの若者たちが今年のクリスマスプレゼントに一番欲しいものは「本」! ちょっとびっくりして久しぶりに「ほんまかいな!」と声にだしてしまったが、これはどうやら本当だ。
スウェーデンの価格比較サイトPricerunnerが調査会社のKantar SIFOと実施した「今年もらいたいクリスマスプレゼント」調査では、全世代を通して「紙の書籍」をあげた人が19%とトップの座を占め、18歳から29歳の若い世代に至ってはその率はもっと高く25%だった。この世代のじつに4人に1人が「本(印刷されたもの)」がほしいと回答したことになる。
結果に対してコメントを寄せたPricerunnerのCEOは、このリストの上位に「お金」や「商品券」が入ってきていることとも合わせて、「スウェーデン人の環境問題へ意識の高さが、使いもしない無駄なプレゼントを受け取りたくない傾向を反映しているのではないか」と話している。
「お金」や「商品券」では自分の好きなものを買うことができるので無駄はでないが、ちょっと現実的すぎる。これまでは日本の「お年玉」の習慣を話すと驚くスウェーデン人も結構いたが、流れは変わってきたようだ。
さて、今年のプレゼントには「スマホ隔離ボックス」が選ばれ、欲しいクリスマスプレゼントは「本」、となったスウェーデン。来年以降もデジタル離れ傾向は続くかな?
クリスマスに欲しいプレゼント (Pricerunnder・Kantar SIFO調査)
- 本 19%
- 洋服 17%
- お金 16%
- エンタメサービスで使える商品券(Apple Musicなど) 13%
- 旅行商品券 12%
- トレーニングウェア、トレーニングシューズ 11%
- ショッピング用商品券 10%
- インテリア用品 8%
- キッチン用品 8%
- 香水、化粧品 7%
私は5月から走りはじめてランニングシューズがちょっとくたびれてきたので、希望を出すのなら、ランニングシューズかな? クリスマスには靴をくれ!