今日は第四アドベントで冬至。
クリスマスを目前にしてダーゲンス・ニュヘテルが掲載した長い読み物記事は「ストイズムと、その気候危機に対する淡い期待」だ。
記事はオランダ人の「現代のアイスマン」ヴィム・ホフの紹介に始まり、近年目立ってきた自ら好んで苦行に近い寒さや冷たさといった状況を選ぶ人たちやその競技大会への言及へと続き、「ストイシズム」とは何かを解説した後に、「現代生活の便利さ」から離れる物質的ストイシズムとその「気候危機」への可能性までつながる長いものだった。
これまで私達が享受し続けてきた快適で便利な生活は、このまま何も考えずに続けると環境にも自分の健康にも負の影響を与えるということがはっきりと誰の目に明らかになってきた変わり目の年が2019年ではなかったのか、と私は感じている。
グレタ・トゥーンベリやこんまりメソッド、そしてその2つに比べるとまだトレンドとしては大きくないが、2020年にかけて大きな波になってほしいと私が密かに期待する「デジタルミニマリズム」も、どれもその根っことするところは同じだと思う。
そして記事でも紹介されていた2020年の年明けにぜひ読みたい! と思ったのがこちらの本。「The Stoic Challenge: A Ohilosopher's Guide to Becoing Tougher, Calmer, and More Resilient」。2020年はちょっと「ストイック」を意識して暮らしてみます?