swelog ニュースで語るスウェーデン

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「よい方向へと向かっています」

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スウェーデンで新型コロナウイルス感染により集中治療室で手当を受けている患者の数が直近の1週間だけでも20%減少し、久しぶりに400名台をきる397名となった。昨日のコロナ関連行政機関合同日例記者会見で、社会庁が「事態が好転しているよい兆しが見える」とのコメントと共に発表した。

同時に行われた公衆衛生庁からの発表によれば、その前日から24時間で報告された死者の数は117名と依然高い水準ではあったものの、状況になんらかの変化が起きてきているようだ。

このような数字の確認はSVTの特設サイトのグラフがとても見やすいが、こちらでも状況に変化が起こってきていることが見てとれる。

下記のグラフは上から順番に「直近14日間で報告された死者数(斜線部分は未確定の数字)」、「死者数の3月半ばからの時系列変化」「年齢別の死者数」)

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画像・SVT Nyheter 統計報道特設サイトより

社会庁ではこの傾向はストックホルムだけでなく、他の地方でも減少傾向が目につくとコメントしているので、これは明るいニュースとして捉えていいのかもしれない。ストックホルムの高齢者施設で感染が拡大した状況を教訓として、他の地方では感染の広がりをなんとか少しはコントロールできたのだろうか。

来週以降もこの状況がどうか続きますように。

社会庁コメント「重篤な患者は先週に比べ20%減少しました」

【お詫びと訂正】

昨日の夕方、上の社会庁のターハ・アレクサンデルソンの記者会見をSVT Playで見ながら「ターハさん、いつもかっこいいな。今日の黄色のブラウス、ステキ」とか余計なことを考えながら聞いていたら、突如として私がSocialstylesenの訳語をずっと間違えて「社会保険庁」と書いていたことに気づきました。Försäkringskassanとごっちゃにしたままでした。ここにお詫びし、過去の記事で間違って書いていたものはすべて訂正したことをご報告します。

読んでいただいている皆様には本当に申し訳ありませんでした。訳語の間違いや誤字脱字もできるだけ減らせるよう努力していきますので、これからもお付き合いいただければ幸いです。

なお、間違いを見つけられた方は、「まちごうてるで!」とお気軽にお叱りの声をいただければ助かります。よろしくお願いいたします!

© Hiromi Blomberg 2023