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学校と自宅学習

オーランド(Åland)はスウェーデンとフィンランドの間のバルト海に位置する群島で、話されているのはスウェーデン語だが、政治的にはフィンランドの自治領だ。

そのオーランドへ、ある目的でスウェーデンから引っ越す人たちが近年目立っている。それは、子供に自宅学習で教育を受けさせたい家族たちだ。2012年にオーランドで8人しかいなかった自宅学習の子どもたちの数は2019年には67名にまで増えている。

実はスウェーデン以外の北欧諸国では、家庭で自らの子どもたちに教育を授ける自宅学習は認められている。スウェーデンでは2011年頃に宗教的な理由から「進化論」を教えない自宅学習が問題になり、それを契機として子供は「学校」で教育を受けることになった。

学校という形があわない子供もいるだろうから選択肢があるのはいいことなのだろうけれど、学校は上記の進化論のような知識を得る場所であるだけでなく、教育期間のあともその中で過ごしていく「社会」というものを知る場所でもある。

と、こんなことを書いていたら「学校」が印象的な形ででてくるスウェーデンの映画『サーミの血』のことを思い出した。まだみてない人は、スウェーデンの多くの図書館が提供しているストリーミングサービスのCineasternaでも無料でみれるし、この週末にでもぜひ!

子供を家庭学習させるためにオーランドへ引っ越す人が増えている