swelog ニュースで語るスウェーデン

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リンゴからバイオ・プラスティック

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これまでプラスティックが使われていたような包装材や使い捨てのマグカップを、リンゴのカスから作り、使用後は食べることもできる。そんな技術の研究がボロースの大学で行われている。

コーヒーを飲んだ後にデザートにもなるこのマグカップは、リンゴの甘さと酸味があるそうだ。研究者はオレンジから食品保存用の(プラスティック)ラップを作る研究もしているが、こちらは使用後食べるには味はいまいちだそう。

りんごやオレンジのカスは、ほっておくとメタンガスがコントロールできない状態で発生し、その水分含有量から焼却処理も難しい。かといって家畜用の飼料にするには甘みがありすぎて適さないのだそうだ。

研究者のベロニカ・バトリさんによると、材質はまだ水分を長い時間保持するまでに至っておらず、実用化の段階ではないそうだが、使い捨てならぬ、食べきり食器だなんて、災害時にも使えそうだしはやく実現化するといいですね。

使用後は食べることのできるリンゴでできた使い捨てカップ

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今日は日曜日ですが平日と同様、通常のニュースを紹介しました。

先週のswelog weekendでとりあげた「デジタル・ディスプリン」に関して、2月にNHKのクローズアップ現代+でおもしろい内容を放送していたと教えてもらいました。

番組のビデオではありませんが、内容がテキスト化されているいいまとめページがあるので、今日の日曜日はよければこちらの記事をどうぞ。

この番組では、主に多すぎる情報量とそれを処理しきれない脳を「脳疲労」という切り口でまとめています。そこから更にすすんで、番組では触れられていないが、アンデシュ・ハンセンが指摘する、スマホと集中力とドーパミンの関係、記憶と睡眠の関係を理解すると、より取るべき行動が明らかになるかと思います。

番組では、スマホの使用時間と子供の学力が比例している(使用時間が長いほど学力が落ちる)ことを報道していますが、ここに睡眠時間との関連もわかればぜひ見てみたいとおもいました。

© Hiromi Blomberg 2023