スウェーデンのEコマース上の決済の約半分を取り扱うオンライン決済サービスのクラーナは、この月曜日から金曜日の一週間の取扱高が昨年比で41%増となったと発表した。背後にあるのは、もちろんブラック・フライデー。
今年はコロナの影響もあってか、金曜日の一日だけではなく一週間にわたってブラック・ウィークとしてバーゲンを展開する企業が目立った。またクラーナは66歳から75歳の人のネットショッピングが増えたとコメントしている。
安売りに誘われて必要のないものまで買ってしまうブラック・フライデー。
ニュースのETCのコマースサイトでは、気候危機への悪影響を取り上げて(スマホ、ノートパソコン、綿のパンツ、Tシャツ、靴、シャツを買うと342キロの二酸化炭素排出)無駄買いや配送による悪影響のない雑誌のデジタル版の年間購読料の値下げなどのキャンペーンを展開している。
私は月曜日からBodystoreでやっていたRenée VoltaireとKung Markattaの25%引きセールで食料品買って、もう既に水曜日には郵便局に受け取りにもいった。でも最近はブッラク・フライデーやウィークに限らずしょっちゅうなにかしらが25%引きくらいで売られているような気がする。こうなってくると定価ではものを買わなくなってくるのだが、これでいいのだろうか?(Renée VoltaireやKung Markattaについてはこちらの記事もどうぞ) 頼りになる北欧のエコ食材ブランド - おいしいスコーネ
さて、今年は会社でのクリスマスディナーなどがほぼ消滅してしまったことから、先週そのクリスマスの食材として人気のケールの栽培農家が「150トンのケールの行き先を探している」と訴えていたニュースがあった。
ニュースで取り上げられた後、インタビューされていたミカエルさんの元には連絡が殺到し、大量のケールの行き先はほぼ無事に決まったそう。ミカエルさんは、ものが売れたことも嬉しいが、それよりもとてもたくさんの人がここまで気にかけてくれたことを喜ぶ。よかったですね。