長らくマイナスだったスウェーデン中央銀行の金利が年内には引き上げられそうとの見方が強まってきた。指標の一つである物価も上昇傾向にある。
ストックホルムなどでだぶつき気味の不動産市場は、これにどう反応するのだろうか?
中央銀行の方針がそのまま各銀行の製品に反映されないとしても、消費者の住宅ローンの月々の返済額に大きな影響を与えるのは間違いない。
スウェーデンで暮らす際に感じる安心感は、払った税金に合う見返りを受けることができているという感覚と並んで、一生の買い物である所有不動産の価値が目減りしないところにあるのではないかと思っている。
スウェーデンの人口は増えているものの、私達には到底手の出そうにない高い新築の物件が作られ続けるのを見ると、ちょっと不安な気持ちになる。みんなの住宅ローン返済計画が持続可能でありますように。
たくさんローンのある人は今のうちに固定金利に変えておいた方がよさそうです。
利上げはまもなく実施されると専門家は予想 (Svenska Dagbladet)