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コロナで増えた、開けっぴろげだが危険な場所への侵入

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スウェーデンの家には外からの視界を遮る目的でつけられたカーテンはないし、よほどの豪邸でもない限りは一軒家であっても簡単な柵ぐらいはあっても塀も門もないことも多い。

そして住宅地を離れると、自然享受権がある。私有地であっても持ち主に損害を与えない限りは、すべての人がその土地へ立ち入って自然を楽しむことができる権利だ。誰かが所有している土地でも、自由にベリーやきのこを詰んだりハイキングができるというこのすばらしい北欧的な開放感のあふれる自然享受権を楽しむ人は、コロナの中でますます増えた。

それに伴い、慣れない人(?)が危険な場所に侵入してしまう、困った事態も増えている。それはスウェーデン軍の訓練場だ。射撃訓練が行われるような場所であっても、訓練に使われている領域に入る道に簡単な遮断柵がおりていて「危険・入ってはいけません」と書かれているくらいで、区域を取り囲む塀も柵もないし、立派な門もない。

入ろうと思えば入れてしまう、そんな開けっぴろげだがとても危険な場所へ立ち入ってしまう人が、コロナの中でめだって増えていると射撃訓練の担当少佐は話す。

よく森に行く人は軍の訓練場の場所やその危険性について理解しているものだし、また例年であれば訓練も適当な間隔で行われているので大砲や銃の発砲音で区域内でのその危険な感じに気がつくものだが、春以降、コロナの影響で軍でも長い間訓練を行っていなかったことがこの「軽い気持ちだが、命を落とす可能性のある危険な侵入」につながっているようだ。

開放的であけっぴろげだからといって、入っていけば本当に危険な場所もあるので、みなさん、くれぐれもご注意を。それにしても義母の家の庭をバス停への近道だとして、勝手に横切って通って行く人たち、ほんとうにいいかげんにやめてくれないか😤 水鉄砲でもしかければいいのかな?

「こんなに危険な場所はない」スウェーデン軍が野外射撃訓練場についてコメント