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スウェーデン人の行動はどう変わったかと、今夜もやってくる変な夢

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「スウェーデン人は普段通りの生活を続けているというのは、作られた神話にすぎません。(中略)多くの人は外出を自粛して、移動を減らしています。経済は縮小しているし、この先失業者の数は劇的に増加すると見られています。スウェーデンは完全封鎖こそ行っていませんが、社会的機能の多くはシャットダウンされた状態です」

この発言の主はスウェーデンの外務大臣アン・リンデ。

新型コロナ対策でスウェーデンに注目が集まる中、世界中の人の誤解を解く必要があると感じたのであろう、彼女は今週に入ってから海外のプレス向けの記者会見で数回に渡り同様の発言をしており、上記コメントは昨日行われた会見からのものだ。

スウェーデンで信頼されている調査機関Novusがこの木曜から金曜にかけて1456名のスウェーデン人を対象として行った調査結果でも、スウェーデン人の行動が変わったことは明らかだ。ただし、その中身は年代や地域により大きな開きがある。

インタビューに回答した人の93%が社会的な人との接触を減らしたと回答しているが、そのうち「すごく減らした」と答えた人は50〜79歳では84%だが、18〜29歳では56%に過ぎない。

地域別に見ると感染が広がっているストックホルムでは行動変化が大きいが、まだ感染が拡大していない最北のノールランド地方や、本土から離れたゴットランド 島やまたエーランド島を含むスモーランド地方では大都市に比較すると変化の程度は低いことがわかる。

昨日の公衆衛生庁の日例記者会見では、落ち着きを見せかけていた感染拡大状況もまた少し高まりをみせており、今も収まりつつあるとは言えない状況であり、事態は引き続き深刻であることが伝えられた。

一方、いい天気が続いた今週、街中の公園や緑地では主に若者たちが車座になってグループでピクニックやゲームに興じている様子が目についた。SVTのニュースでも「ソーシャル・ディスタンシング」をきちんと守れていると思うか、とストックホルムの公園でグループで語らっている若者たちにインタビューしてまわっていたが「今一緒にいる人たちはいつも一緒にいる人たちだし、他のグループからは距離を取るようにしている」という回答が多かった。

「最近よく眠れないし、変な夢ばかりみませんか?」という話題が昨日の朝のニュースで取り上げられて、変な夢の効用について学者が解説していたが、私が最近よく見る夢は「街は若者に占領されてしまい、わずかに生き残った年老いたものたちは街はずれからその様子をうらやましく覗き見している」という内容だ。

この精神分析学者によると、このような変な夢は様々な沸き起こる感情を寝ている間に脳が整理しようとしているためみるらしい。変な夢をみたからといって心配しなくてもいいようだが、さて、この変な夢、いったいいつまで続くのかな? #CoronaDreams

外務大臣「スウェーデンでは普段通りの生活が続いているというのは神話にすぎない」

最新調査結果・コロナはスウェーデン人の行動をどう変えたか

ストックホルムの人はソーシャル・ディスタンシングをこう捉えている