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デンマークのコロナパスポート

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ここ数十年増える一方だったEコマースの売り上げが2020年は初めて減少に転じた、という記事をみて、え、逆じゃないのと思ったのだが、Eコマース全体で見ると飛行機のチケットやホテルの予約など旅行関係のものも含むので、全体としては減少ということになるそうだ。食品や衣類また家電製品などに限れば、スウェーデンでは2020年のEコマースは約30%増加した。

私がまたネットで日本行きのチケットを予約するのはいったいいつになるのだろう?

国をまたいだ移動の制限は、この土曜日からはスウェーデンへ外国人が入国する際もコロナ陰性の証明が必要になるなど(除外の特例あり)、イギリスからの変異種の感染の拡大も背景としてしばらくは強化されることはあっても緩和されることはなさそうだ。

ワクチン接種済みであることを証明するいわゆる「コロナパスポート」の開発も進む。昨年夏ごろからスマートフォンで使う、さまざまなコロナパスポートアプリが開発されてきた。

現時点で世界の空港や航空業界で検証されているものは、IBMが開発しているものなどおおよそ3つの候補に絞られてきている。ただ、最終的な実用化までにはクリアしないといけない課題はまだまだ多いようだ。

そんな中でもデンマークは、国として世界初のコロナパスポートの普及を目指しており、3,4ヶ月内には実用化したい考えだ。コロナパスポートは国外へ移動する旅行者が使うことを主目的とするが、ワクチン接種を終えた人が、レストランへ出かけたり、またコンサートやスポーツ観戦に参加する際に使用することも検討されているそうだ。

この他にデンマークではその人がワクチン接種をしたかどうか調べることができるウェブサイトも2月末にオープンさせる予定だ。詳細は書かれてなかったが、おそらくマイナンバーや個人認証アプリと連携させたソリューションなのでは、と想像する。

しかし、このコロナパスポートを国内でも使うやり方は、スマホを持ってない人には移動の自由が逆に制限されそうな感じだけれど、そんな人はデンマークでは超マイノリティという扱いなのだろうか?

2020年のEコマースは減少に転じる・数十年ぶりに初めて(SVT)

コロナパスポートは近く実用化か(SVT)

デンマークがコロナパスポートを採用へ(SVT)

© Hiromi Blomberg 2021