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海岸と空港での新しいコロナの習慣

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明日の月曜日から、またいつものスウェーデンの夏(最高気温20度前後?)に戻りそうだし、私は飛行機にはこの先もかなり長い間乗るような気がしないけど、夏の海岸では何に気をつけるべきなのか、また飛行機に乗る時はどうふるまうべきなのかがまとめられていたので紹介します。

まず、海水浴では、今のところ海水にウイルスが紛れ込みそこから感染するとはあまり考えられていないそう。もし紛れ込んでも大量の海水の中ですぐに拡散していくというのがその理由。

(ちなみにプールの水は塩素で殺菌されているのでウイルスがいる可能性は殆どない。こちらの記事も参考になる・今年は海やプールで泳いでもいいのか?──検証 | ワールド | for WOMAN | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

海水浴で一番気をつけないといけないことは、やはり水の中でも海岸でも他の人との距離をとることにつきる。水遊びが楽しくても、2メートルの間隔をとることを常に頭に入れておくとよさそう。

…と、聞くと飛行機の中では他の人と2メートルあけて座れない、、のでやはりしばらく乗れないよなー、と思うけれど、この先どうしても乗らないといけない事情もでてくるかもしれない。そんな時はマスクをするのは当然としても、後は何に気をつければいいのか?

参照した記事ですすめられていたのは

  • なるべくトイレには行かない
  • 到着したら、慌てて降りようとして列を詰めない

また、最新の空調設備を備えた機体ではキャビン中のバクテリアやウイルスをほとんど取り除くことができると説明している航空会社もあるそうなので、

  • 便を選ぶ時には機体のスペックにも注意を払う、といいかもしれない

後は、体に風があたると寒く感じるので、私なんかはこれまで乗ったらすぐ締めていたけど、

  • 上から風がでてくる空調のつまみはしっかり開けて空気を上から下に送ると、これでウイルスも下の方に送られ、感染リスクが減るそうだ

そして最後の心構えとして、基本的に他の乗客は不衛生かもしれないと考えて😅行動するといいようだ。

なにしろ、コロナ禍の前にMITが実施した調査では、乗客のうち手がきれいだった人は5人のうちたったの一人、セキュリティ・チェックのところで上着や持ち物をいれるプラスティックのトレーの約半数からウイルスやバクテリアが検出された。

同じ調査レポートは、空港で乗客たちがもっとちゃんとしっかり手を洗うと、ウイルス感染パンデミックは7割方抑えることができる可能性があると指摘している。

やっぱり手洗いは大事で、キャビン内での感染を抑えるには、乗る前の手洗いの徹底が鉄則のよう。SVTのこの記事の紹介動画では、手を洗う時はスウェーデンのお誕生日の歌(Ja, mår han/hon/hen leva〜♪)を2回歌いましょうとすすめてました。私も後でやってみよう。

コロナの時代の海岸と海水浴での3つの留意点

飛行機の感染対策、その度合

空港は感染拡大の中枢ー飛行機に乗るとはこういうこと

© Hiromi Blomberg 2023