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フェイクニュースの見分け方を子供に教える

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教育機関監査機関 (Skolinspektionen) が日本の中学校に相当する30の学校をランダムに調査を行い、多くの学校でネット上の情報の扱い方の教育が満足にできていないと指摘している。

ほとんどの学校では、サーチエンジンがどういう仕組みで情報を検索しユーザーに提供されるのかも教えていないが、エンジンによりアルゴリズムには特定の指標が使用されたりすることを理解しておくべきだという。

また、画像や動画の取扱方に関しても、フェイクかどうか調べる方法などの教育がなされていない学校が多数を占めた。

 

与えられた情報は素直に受け取るのが当たり前で、自分で分析するという態度を日本の学校で教えてもらった記憶のない私には、進んでるように思えるスウェーデンのやり方だが、これからは世界のどこでもデジタル情報の情報源の信頼性を確認する技術を身につけることが必須となるのは間違いない。

日本の学校では今どのような状況なのだろうか?

 

学校は「情報源確認」教育ができていない (SVT Nyheter)

© Hiromi Blomberg 2023