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ディスインフォメーション案内板

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国や企業、組織の信用を落とす目的で、インターネットやSNSなどで故意に偽の情報を流す「ディスインフォメーション」。

EU MAG 広がるディスインフォメーションの対策に乗り出したEU

情報操作 ディスインフォメーションの脅威 - 塩原俊彦|論座

今回マルメ市で局地的に起こったのは、今のデジタル世界でのディスインフォメーションが進化したのか、後退したのか? ちょっと毛色の違うディスインフォメーション、いや、もしくは手の混んだいたずらか?

マルメのKalkbottetと呼ばれる石灰採石場を望む展望台に新しく立てられたのは、絶滅の危機に瀕している動植物についての案内板。しかし、読み進めていくと途中で、往年の人気歌手ラッセ・ベリハーゲンが環境の脅威だという記述が! 案内板にはマルメ市のロゴが付いているが、他にも採石場の歴史に関して事実とは異なる説明がされている。

SVTから連絡を受けたラッセは「笑ってとばせるけど、どうしてこんなことに」と驚き、マルメ市の担当者は「誰がそんなことをしたのか検討もつかない」と話したが、すぐにこのディスインフォメーション案内板を取り外すことを決めた。

マルメやルンドにはかわいいミニチュアのネズミの家が夜に突然作られて話題をさらったけど(アノニマウスがルンドに - swelog)これからはニセの案内板の時代なのか😅 最近はみんな情報はスマホにあるから案内板を読む人もそれほど多くなかったのでないかと思うけど、これからしばらくは案内板に注目ですよ😉

マルメの石灰採石場の偽物の看板・ラッセベリハーゲンを環境問題の脅威だと記述

© Hiromi Blomberg 2023