swelog 今日のスウェーデンのニュース

スウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

大量解雇の時代は終わった

大手企業が行ってきた一斉大量解雇。

私の住む街ルンドでも、エリクソンやソニーといったIT企業が一度に何百人というレベルの一斉解雇を行い、人々を不安におとしいれてきた。

ルンドにも大きな拠点があったアストラゼネカが、スウェーデンで数千人レベルの解雇を行ったのも衝撃的な出来事だった。

スウェーデンには企業のホワイトカラーの再就職をサポートするTTRという機関があるが、TTRの代表によると近年「大量解雇」はなくなってきている。

同時に「解雇」は減っておらず、要は解雇する企業側のやり方が洗練されてきたということらしい。

一度に何千人、何百人の人が仕事を失うドラマティックな状況は、職場環境を不安定にし、労働生産性を落とし、さらには企業のブランド力までも傷つける

企業は刻々と変わっていく外部環境に合わせて、必要なくなった能力を整理、従業員を解雇し、新しく必要になった能力を雇う新陳代謝を行っているが、解雇はもっと細かく継続的に行われるようになった。

雇用されている人は、自分の能力が企業の求めるものとマッチしているかを常に考えて自分自身をアップデートしていくことを求められる。新しいことにチャレンジできるのはワクワクする! と受け止めておくことにしよう。

大量解雇は稀になったが、従業員は目立たない方法で解雇される