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スウェーデンの四季

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2020年代幕開けの月、この1月は例年よりもかなり暖かく雪の少ない月で、スウェーデン中部のオスカーシュハムンでは1月15日に夏日を記録した。

へっ?、いくら暖かいといっても夏日とは? とニュースを読み直したらスウェーデン気象庁の「夏日」の定義が私の常識とはかなり異なっていた。

と、ここまで書いて、そういえばこれ確か一度前にも書いたような記憶が、、と以前の記事を見たら、はい、ついこの間の10月にも同じことを取り上げてました。

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でも、長い間頭にしみついていることは簡単に上書き修正できないようなので、もう一度ここでスウェーデンの四季の定義をまとめてみる。

2月15日以降で7日間「春日」が連続すれば春の到来。「春日」とは一日の平均気温が0度以上のこと。もっとも遅い訪れは7月31日と決められている。

一日の平均気温が10度以上となる「夏日」が5日以上続くと夏の到来。

一日の平均気温が10度以下となる「秋日」が5日以上続くと秋の到来。ただし秋は8月1日以降で2月14日以前の間に到来したものをいう。

一日の平均気温が0度以下の日が5日続くと冬の到来。

 

2月に入って北の方では雪もぐんと増えいい具合に冷えてきているそうだが、うーん、スウェーデン南部のスコーネ地方に今年は冬はやってくるだろうか?

「1月はかなりいつもと違っていた」と気象予報士

© Hiromi Blomberg 2023