これから新型コロナウイルスの患者の大幅増加が予測されているストックホルムでは、大規模病院が事態に備えて通常の運営体制を変更し始めた。
ストックホルム広域圏で通常90準備されている集中治療用のベットは、この先1000床は必要となるとみられており、その体制を整えるため例えばダンデリュードでは一刻を争うものではない限り予定されていた手術や治療が延期されている。具体的にはガンの手術は予定通り行われるが、肥満や胆石の手術は取りやめになっている。
またストックホルム近郊のウプサラでは、スウェーデン軍が野外病院テントを建設して、患者を受け入れる体制も整え始めた。
病院にとってピンチなのは、今後患者数は増加するが、すでに医療従事者のうちで体調の悪い人や症状のある人も増えており、受け入れ側の戦力が減りつつあることだろう。
今、健康な人たちは、ぐれぐれも注意してやはり病気になってはいけないようです!