スウェーデンでも、国有鉄道企業のSJ、またオーツ麦ミルク製造販売のOatlyといった企業がフェイスブックへの広告を一時停止する流れが顕著になってきた。
増悪や暴力をあおる投稿を放置し、人種差別、ヘイトスピーチ、フェイクニュースの温床となりながら対策を取らないフェイスブックには広告を出すな、という「ストップ・ヘイト・フォー・プロフィット(増悪で金を儲けるな)」キャンペーンが背後にある。
フェイスブックに対する広告ボイコットが止まらない | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
アメリカで超大手広告主であるユニリーバやベライゾンといった企業も参加して大きな流れになったきたこの動きには、この先IKEAも参画する予定だが、衣料大手のH&Mにはボイコットの予定はない。
SJの広告担当者は「近年、広告の出稿はSNSに限っているため、フェイスブックへの出向をやめるということは大きな決断だった」と語っている。同時に「SJはフェイスブックへの出稿をやめる、というニュースを無料のPR手段として使っているという批判(?)もある」とSVTはレポートしている。
この動きが、経営が苦しくなっているしっかりしたニュースメディアへの広告を、SJなどの広告主が再考するきっかけになればいいな、と私は願う。
私は、また別の理由からのフェイスブックの利用をほとんどやめたけれど、その後は使っていたときよりも毎日気分良く過ごせている。ときどき投稿したり様子を覗きにいくと、なんだかまた心が乱されるので、私もこれを機会に再度SNSのアカウントの見直しをしようかな? あ、また夏休み中にやろうと思うことが増えてしまった。忙しい夏休みになりそう……
ちなみに、SNSの利用を減らそうとしたその理由はこちらにまとめてあるので、ちょっと長いですけどご興味を持っていただけたら、ぜひ。