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「グルーミング」に対抗する知識をゲームで教える

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(画像・「Parkgömmet」)

子供を性的に搾取することを目的として巧妙に取り入る手法を「グルーミング」と呼ぶそうだが(毛づくろいをするような優しさで子供に近づいていくらしい)、子どもたちがネット上で過ごす時間が増えるにつれ、その被害にあう子供も増えている。

(グルーミングとは)

加害者は、子どもとの間に信頼関係や友情を築い て、違法な性的行為をするよう子どもを操ります。これは「グルーミング」と呼ばれます。グルーミングは、大人が子どもと性的行為や関係を持つ意図で友達になったり、誘 惑したりして、子どもを手なずける行為です。グルーミングの多くはネット上で始まり ます。多くの国で大人によるグルーミングは犯罪ですが、大人ではない若者がグルーミ ングをすることもあります。

ECPAT ネット上の性搾取から身を守るための方法より

今、スウェーデンでは子どもたちがグルーミングのやり口にひっかからないように、その手法を学ぶゲーム(「Parkgömmet」)が開発され、3000以上の基礎学校で8歳から10歳の子供を対象に無料配布されている。

ゲームは、離島に隠した宝物をお互いに探し合うという設定で、おだてる、脅す、慰めるなどのグルーミングの手法を使って、宝の隠し場所を知るために近づいてくる勢力へどう対抗するかを学べるように設計されている。

ゲームを開発したのはChange Attitudeという児童への性的搾取阻止のために活動を続けている組織で、このゲームはショーブデにある大学と協同で開発された。

ゲームは従来のボードゲームとARを使ったアプリの両方を使って行うが、ゲームボードはゲームのサイトからダウンロードして印刷し、誰でも自分で作ることも可能だ。サイトではこのゲームを通じて子供とどういったことを話して理解してもらうかの指導要綱も提供されている。

Parkgömmet 

子供たちに自分たちが性的搾取の対象になってしまう可能性があることを説明しないといけないのは厳しい現実だが、その知識があるのとないのでは大きな違いがあるだろう。ネット上での出来事は他の人にはわかないないだけに、こういった犯罪に関して学校で公に子どもたちに話していくことの意味は大きい。

児童グルーミング対策ゲームがヴェストロースのの学校でも展開