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遺伝子と犬

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スウェーデンの35000組の双子の遺伝子を分析した2019年の研究によると、犬を飼いたくなるかどうかは遺伝子が影響している可能性が高い。ウプサラ大学の分子疫学のトーヴェ・ファル教授はこの先ゲノム解析により、どの遺伝子で犬にひきつけられるかどうかがわかるようになると言う。

研究では一卵性双生児の片方が犬を飼っている場合、もう一方も飼っている確率は40%で、二卵性双生児の場合(22%)よりも高いという結果を導き出した。ファル教授によるとおそらく「特定の犬遺伝子」というものはなく、彼女はいくつかの遺伝子の組み合わせが犬を飼いたいという欲求を引き起こすものであろうと話している。

詳しくはSVT Playや今日の夜8時からテレビでも放送される『Vetenskapens värld』の犬に関する番組をどうぞ。犬、飼いたい?

遺伝子が犬を飼いたくなるかどうか、影響している可能性

© Hiromi Blomberg 2023