3月15日は「精神発達症群の日」であったということで、アスペルガー症候群のグレタ・トゥーンベリが昨日、SVTの朝のニュースに出演してインタビューに答えていた。
世界を駆け巡る目まぐるしい1年の後、今は学校に戻って落ち着いた日々を送っていると話すグレタは、精神発達症候群と診断された子どもの親や周りの人々に、病気であると嘆いたりせずに、子どもたちにはオープンマインドで接することが大切だとアドバイスする。
自閉症スペクトラム(アスペルガーはここに分類される)やADHDやと診断される子どもたちは、その症状を受け入れてくれる環境があれば力を発揮する、と自らのストーリーになぞらえて語るグレタの話には説得力がある。
例えば彼女はザワザワした環境が苦手だが、ひとつのことが気になるととことんまで追求せずにいられない「オタクだ」と自らを分析する。軽く雑談するのはとても苦手だが、10万人を前に演説するのはなんでもなかったりする。
つい先日もイギリスの大学がグレタの銅像をたてることを発表したりと、今も世界中から彼女への注目がやまないが、「グレタ現象」とうまく付き合うように距離を取るようにしていると話す。またスウェーデンのヤンテの掟のおかげで、こちらでは道を歩いていても誰も声をかけにきたりしないので助かっているという(きっとアメリカとかではいつももみくちゃになっていたのだろう)。
久しぶりにメディアのインタビューにでていたグレタの様子は、下記のニュース記事リンクにある動画と、おそらくはスウェーデン国内のみの公開だとは思うがこちらのリンクから10分程度のインタビュー全体をみることができる。
インドのひどいニュースとかを目にしていたので、朝のシャワー浴びたばかりといった風情のグレタがいつもの様子で安心しました。