swelog 今日のスウェーデンのニュース

スウェーデンのちょっと違った「ほんまかいな!」なニュースから、毎日ひとつ選んで紹介しています

IKEAのカタログ終了は世界のニュース

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昨日は一番大きなニュースのことを書いたが、今日は世界的なニュースの話を。

イケアが70年間続けていた商品カタログの発行の中止を発表すると、それが世界のAFPやロイターといった通信社が取り上げて、イギリスのBBCやアメリカのNPRなどでもニュースになっていたという話題だ。

(イケアのカタログとの付き合い年数の短い日本では、今のところ一般ニュースメディアではなく、流通ニュースくらいでしか取り上げられていないようだけれど)

広告とはいえオシャレなインテリア写真が満載のしっかりしたカタログがスウェーデンのすべての家にもれなく届けられることを知った時には驚いた。いつの間にか全戸配送はやめになり、私は最近はイケアにもとんと行かなくなってしまったので、カタログにもずいぶんお目にかかっていないが、なくなると知ると少し寂しい。

1951年の最初のカタログは28万5千冊発行され当時のイケアの本社のある南スウェーデンを中心に配布された。やっぱり当初からこの桁違いのやり方だったのがイケアの成功の根源か。SFI(移民のためのスウェーデン語クラス)で、IKEAはなんの頭文字から作られた名前であるかと教えられたことを懐かしく思い出す。

イケアのカタログの発行部数がピークを迎えたのは2016年で、50ヶ国で2億冊作られたが、これが最後となる来年2021年は今年と同程度の4000万冊の発行を予定している。これはきっとコレクター同士の奪い合いになりそう。欲しい人は今から気合をいれてご準備を(ってどんな準備をすればいいのか?)

イケアのカタログの終了は世界的なニュースに

カタログ終了でもイケアの社員の首切りはなし

© Hiromi Blomberg 2021