2014年から6億7300万クローナ(約80億円)かけて農業庁が構築してきた、農業ITシステムプラットフォームが暗礁の危機に陥っている。
EUの農業政策の一環として進められてきたこのITプロジェクトは、2014年から2020年期の予算の確定までにEU諸国の思惑が交錯して時間がかかり、全体像を詰めきれないまま始まってしまった。
その後も、できるだけ様々な機能を盛り込みたい政治家側からの要求になんとか答えようとするうちに、「大地(Jorden)」と名付けられた基幹システムは複雑になりすぎて方向性を失っている。
現在、2021年からの6年期の予算取りのディスカッションが始まっているいるそうだが、場合によってはこれまで構築してきたものを捨ててやり直すような事態ににもなりかねないという。
こういうこと、結構しょっちゅう起こっているのかなぁ?
農業庁が6億7300万クローナかけたITシステムは使い物になるか不明